ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年06月03日(月) 永遠の命などない

夜明け前まで雨が降っていた。ぽとんぽとんとまるで命の音。

昨夜のつかれがあったのか少し気だるい朝だった。



さあ月曜日と気負う事もなく山里の職場へ向かう。

雨あがりに道ばたの民家の紫陽花がとても鮮やか。

お遍路さんも何人か見かける。気持ち良さそうに歩いていた。


仕事はそれなりに。同僚は出張修理で出掛けていたので

独りきり。来客もなく閑古鳥さんの鳴き声が聴こえてきそう。


幼馴染の友のお父様が亡くなりお葬式もあった。

義父にお香典を頼み参列はしなかったけれど

子供の頃からとても可愛がってもらっていたので

しんみりとしながら思い出をたどるばかり。


秋には友の三回忌だった。親よりも先に逝ってと

嘆いていたお父様の悲痛な顔が忘れられない。

お母様は施設に入居されているとのこと

娘を亡くし夫を亡くしどんなにか辛いことだろうか。


永遠の命などない。私だってどんなに願っていても

遅かれ早かれお迎えがやってくる。


明日のことがわからないからこそ今日を精一杯に生きる。


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