最高気温が35℃。高知は恵まれているのだと思う。
湿度もさほど高くもなくからりっとした暑さだった。
大雨で命を落とし、今度は日照りで命を落とす。
自然は容赦なく人々を襲うばかりで心が痛んでならず。
平穏無事だった一日がなんだか奇跡のように思えてならない。
山里からの帰り道、トンネルの出口で座り込んでいるお遍路さん。
この猛暑に歩き遍路はどんなにか辛いことだろう。
迷わず車を停めて「大丈夫ですか」と声をかけていた。
「ハロー」と声が返ってくる。外国人の女性のお遍路さんだった。
日本語はまったく通じず気遣う気持ちも伝えられず。
白い肌は真っ赤に日焼けしていてとても辛そうに見えた。
それなのににっこりと微笑んで手を振ってくれる。
笑顔と笑顔で別れた。きっと大丈夫と信じるしかない。
帰宅したら娘と孫たちが先に帰って来ていて
「おばあちゃんおかえりなさい」と嬉しい声。
今日も「いい日」でした。ありがとうございます。
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