晴れのち曇り。蒸し暑かったのが一気に涼しくなる。
明日はまとまった雨になりそう。
あしたのことはあしたとのほほんと構えている。
早朝からの川仕事を終えて山里の職場へと走る。
川から山へとまるでおとぎ話のような一日。
時間に追われてついつい疎かにしてしまう事が多いけれど
こころだけは忙しくしてはいけないと肝に命じている。
ほっとする瞬間はかならずある。それも自分次第だと思う。
母の事も気がかりになり弟に電話してみようかと思いながら
仕事中かなと諦める。弟も毎日病院に行くのはとても無理だろう。
母のケイタイは電源が切られていた。まだICUなのだろうと思う。
変わったことがあれば弟が連絡をくれるだろうと
あまり考え込まないようにおとなしく待っていようと思う。
職場の庭に母が育てていたツツジの花が満開になっていた。
小ぶりのツツジで鮮やかな小さな花がとても可愛い。
咲き始めていたのを母は知っていたのだろうかとふと思う午後のこと。
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