2018年04月16日(月) |
とにかく明日のことを |
ぼんやりと霞んだ空から光の雨が降るように
春らしい陽射しが傘は要りませんよと降りそそぐ。
昨夜7時5分、姑さんが静かに息を引きとる。
すやすやと眠るようにそれはそれは安らかな最期だった。
「もう頑張らんでもええぞ、楽になれや」とじいちゃんが
もしかしたらその声を待っていたのかもしれない。
悲しさ辛さ寂しさ。それをつかの間の事にして
一気に慌ただしさが襲って来る。
葬儀の準備が無ければずっと泣き続けていたことだろう。
家族みんなが前を向いている。とにかく明日のことをと。
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