2018年04月11日(水) |
きれいな虹が見えた日に |
早朝には雨が降ったけれど、日中は陽射しがあり少し蒸し暑くなる。
姑さんが頑張ってくれているおかげで今日も川仕事へ。
川船で漁場に着くなり空にきれいな虹が見えた。
思わず歓声をあげていたら「子供みたいな」と
じいちゃんに笑われて一緒に空をみあげる。
そんなささやかなことがほっこりと嬉しかった。
順調に川仕事を終えまた山里の職場へと走る。
道ばたに咲いている花。山の木陰に咲いている花。
見つけては車を停めてのんびりの出勤。
急がず慌てず、そんな時間の余裕が心の余裕に繋がるような。
母は今日もしんどそう。でも決して弱音を吐かない。
そしてとても穏やか。私が何かするたびに「ありがとう」と。
なんだかそれがくすぐったいけれど嬉しくてならなかった。
午後は近くの喫茶店に出掛けて行く。友達とコーヒーを飲むって。
ずっとそんな時間もなく働きづめだったことを思い出す。
母にとってはとても必要な時間なのだなと改めて気づいた。
帰宅したらお休みだった娘が、子供たちと病院へ行っていて
「ひいばあちゃんがわらったよ」とあやちゃんが。
微笑みながら涙を流していたことを娘がおしえてくれた。
ひ孫の声を聞いて嬉しかったのだろう。意識はしっかりとある。
何度も何度も押し寄せて来る波にのまれないよう
姑さんは必死の思いで立ち向かっているのだろう。
負けるもんか、負けるもんかと。
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