爽やかな秋晴れ。おひさまと風がとても仲良し。
午前三時に目覚める。ちりんちりんと鈴虫の声が
なんだかお遍路さんの金剛杖の鈴の音のように聴こえる。
二度寝は出来ず四時に起床。窓からお月さまを見あげる。
ああ生きているなあっていつも思う。穏やかなひと時。
午前中に買物を済ませて早目の昼食を終えてから
今日も出陣と川仕事に精を出す。やれるだけのことを
せっせと漁場に竹杭をひたすら打ち続けて250本。
今日の目標達成で何とも言えない爽快感だった。
「やったね〜」っとじいちゃんと微笑み合う瞬間が好きだ。
ぐったりと疲れていても少しも苦にはならない。
帰宅して少しでもお昼寝をと思っても眠くはならず
そうだ髪を切りに行こうと思い立って美容院へ行っていた。
さっぱりといい気持ち。すごいすごいリフレッシュした気分。
娘たちは朝から高知市内へ遊びに行っていて夕飯も要らないと。
じいちゃんとひっそりと夕食。静か過ぎて寂しいような。
それから地区で不幸があったお宅へお通夜に行っていた。
62歳、まだ早過ぎる最期だった。なんとも言葉にならず
もっともっと生きたかったろうにと自分に重ねてみたり。
帰宅すると娘たちが帰っていて孫たちが笑顔で出迎えてくれる。
ああやっぱりあやちゃんとめいちゃんがいてくれて嬉しい。
つかの間の夕焼け空。今日も穏やかに暮れていきました。
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