2017年05月14日(日) |
ありがたや ありがたや |
黄砂の影響もなく真っ青な青空。
このところずっと霞がっかった空だったので
なんだか目に心に沁みるような「青」だった。
午前中は2時間ほど川仕事。
早朝はまだ満潮なので潮待ちをしてから
ゆっくりと出掛けたのだけれど
10時にもなればとても暑くなり少し辛かった。
じいちゃんとふたり汗びっしょりになって帰って来る。
帰宅するなり山里の母から着信あり。
昨日のこともありおそるおそる電話に出る。
仕事の事だったけれど、母は母なりに気にかけてくれていたのか。
日曜日で「母の日」でもあるのにとても申し訳ない気持ち。
それなのに母をねぎらうことも出来ず電話を切ってしまった。
午後になり落ち着いてから、ああなんて薄情な娘だろうと
あらためて思う。このままじゃいけないなあってすごく思った。
そうだメールをしてみよう。「電話してくれてありがとう」って
しばらくしてから母から返信「ありがたや、ありがたや」って
思えばずっと長いこと私は母にきつく当たっていたのだろう。
優しい言葉のひとつもかけることなく母を責めてばかりいた。
私が笑顔でいられないから母はいつもしかめっ面をしていた。
私が優しい言葉をかけられなかったから母はいつも怒っていた。
ぜんぶぜんぶ自分の蒔いた種だったんだなあとやっと気づく。
お大師堂で般若心経を唱えながら涙声になってしまって
お大師さんの前でとうとうおいおいと泣いてしまった。
なんて愚かな自分だったのだろう。懺悔の気持ちが込み上げてくる。
お母さんごめんなさい。そしてお母さんありがとう。
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