昨夜の雪も一晩中ではなかったのか。 うっすらと積もったままかき氷のようになっていた。
さすがに山道は怖くなり西回りの国道から出勤する。 国道は大丈夫だったけれど県道はやはり凍結していた。 はらはらどきどきしながらやっとの思いで辿り着く。
雪は好きだけれどクルマの運転だけは苦手だった。 スリップ事故の経験もありその時の怖さが忘れられない。
日中はよく晴れてやわらかな冬の日差しが降りそそぐ。 山里に積もっていた雪もあっという間にとけていった。 やはりおひさまはありがたい。心もぬくぬくとしてくる。
そうしてまわりのすべてのものがほっこりとしてみえる。
仕事を終え帰宅するとあんずが犬小屋から出て待っていてくれた。 目と目が合うとなんとも嬉しそうな顔をするのだった。 そうして例のごとく「よういどん」と駆け出すのが日課である。
万歩計のこともあり、今日はいつもよりたくさん歩いてみた。 けれども普段の生活ではとても一万歩は無理のようである。 今日も5千歩足らず。距離にしてわずか2.4キロであった。
何かを始めたい。そう思っていたことがこれなのかなとも思う。
毎日の積み重ね。ちいさな一歩がやがて大きな一歩になるかもしれない。
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