ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年11月10日(木) おひさまが恋しい

今日も曇り日。いちだんと肌寒くすっかり初冬を思わす。

おひさまが恋しい。やわらかな陽射しをいっぱいに浴びたい。


仕事から帰宅するなりあんずが叫ぶように声をあげる。
おしっこを我慢していて私の帰りを待ちかねていたようだ。

ほらほら大急ぎと全速力で土手へと駆けていく彼女。
私も引っ張られながら走った。ふぅ早くも息が切れる。

彼女はとても気持ち良さそうにおしっこをする。
その恍惚とした顔。なんともいえない顔をする。

そうしてそれが済むと今度はのんびりと歩き出す。
相変わらず草と戯れるのが好きで道草ばかりしている。

お大師堂の近くの石段の手すりに彼女を繋いだ。
それが彼女にとっていちばん嫌なことのようだ。

とにかく悲鳴のような声をあげて叫び続けている。
置いとけぼりにされるのがよほど寂しいのだろうか。
単に我がままなのだろうか。それは知る由もないけれど。

泣き叫ぶ我が子を独りぼっちにするような母の気持ちになるのだ。

けれどもそれがもう日課になってしまった。
そうして私はやっとお大師堂にお参りすることが出来る。

そこまでしなくてもとふと自分を咎めるような気持ちにもなる。

けれどもこれだけは譲れないと強気になってしまうのだった。

お大師様もきっと毎日微笑んでいることだろう。

ワンちゃん今日も泣いてますよってつぶやいているかも。


「ありがとうございました」手を合わせ何度も頭をさげて。

決して急ぐことなく彼女の元へと帰る。

そうして頭を撫でてあげるとご機嫌になる彼女であった。


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