あたりが薄暗くなれば家の明かりを灯す。 食事をし入浴をしあたたかな布団で眠る。
それが当たり前だと思っていた日常のことが。 こんなに心苦しく申し訳ないと思ったことはない。
これでいいのだろうかと自問する。 答えは出ない。とても言葉には出来そうにもない。
ただただ祈る。罪悪感を薄れさすかのように。
ブロック塀の隙間から生きたいといって野スミレが咲く。 土は見えない。水さえも与えてはあげなかったというのに。
野に咲くスミレが我が家に咲いた。
こうして綴ることさえも不謹慎に思えるけれど。
ゆるしてください。こうしながら生きているわたしを。
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