川船に乗って漁場へ向かっていると岸辺に白い実をいっぱいつけた木が見える。その木の実のなんと可愛らしいこと。青空によく映えて真珠のように輝いている。なんていう名の木なのだろう。夏にはどんな葉を繁らせていたのだろう。とても気になる木のことが大好きになった。鳥になってその木にとまってみたくなる。鳥になってその実を一粒ついばんでみたくなる。