やっと青空の朝。いちだんと肌寒さが増す。 日中も風が強くまるで木枯らしのようだった。
札幌ではもう初雪が降ったらしい。 一気に冬が近づいてきたようで少しとまどう。
気温の変化に身体がとても緊張しているのがわかる。 寒さが恐いのかもしれない。冬が恐いのかもしれない。 情けない事だけれどこの頃の私はすっかり臆病者だった。
リラックスと簡単に言うけれどそれはとてもムツカシイ。 ど〜んとかまえていれば良いと言うけれそのど〜んが。 どどどになって襲って来るように感じてしまうのだった。
でもまあ・・いいか。なるようになるさと今は思っている。 焼酎のお湯割など飲んでいると少しだけ余裕が出てくるようだ。 あああ、またつまらないこと書いてなんて笑っている今だった。
そうそう、昼間ものすごく大きな山茶花の木を見に行っていた。 常連のお客さんが遊びに来てくれていてその木の話になったのだ。 ちょっと見に行ってみようとふたりでその木をさがしに行った。
ありました!大きな山茶花の木が二本ならんでそびえている。 樹齢百年は越えているらしいと言うこと。幹がとても逞しい。 まだ花は咲いていなかったけれど咲いたらどんなにか見事だろう。
すごいね。すごいねとその木を仰いだ。とても感動したひと時だった。
百年以上。もしかしたら三百年も五百年もそこに在り続けるかもしれない。 ひとの命は儚いけれどその木は永遠に生き続けることだろう。
命のパワーというか。不思議なチカラをもらったような気持ちになった。
冬が来たからと言って私は死なない。うん、何も恐れることはない。
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