ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年10月21日(木) いま

雨はやんだけれど青空は見えずどんよりとした曇り日。
しっとりと湿った雀色の田んぼなどながめていると。
秋が深まったことをしみじみと感じるのだった。

母の経過はよし。もう明日にでも退院できそうだと言う。
ほっとしながらも。もっとゆっくりと休ませてあげたくなる。
日中に『寝る』ということなどまったくなかった母だもの。
うつらうつらと何も考えずに安静な時を過ごさせてあげたかった。

母のことを気遣いながらも一日は平穏に暮れていく。
今はこうしてとりとめもなく記し始めているけれど。
ついさっきまであたまの中が真っ白になっていた。
時々そんな時がある。ぼんやり病というのかもしれない。

書かなければいけないことは何もない。
いったい何を書けばいいのだろうと。
壁にぶち当たったような気分になるのだった。

そうして一年前の自分に会いに行く。
そこで娘のサチコに会ったのだった。
寝ても覚めても娘の事ばかりそんな私がいた。
2009年の10月。記しておいてよかったと心から思った。

あの時の親心。そうしてすぐにおとずれた寂しさ。
そのどうしようもない寂しさの中にぽつんといる自分。

あれからもう一年が経とうとしているのだった。
寂しさはどこにいってしまったのだろう。
サチコのいない暮らしにすっかり慣れてしまった自分がいる。

それが歩むということだろうか。
それが生きた証だとでも言うのだろうか。


気がつけばまたこうして今を記している自分。

無意味な事かもしれないけれど

いまここにいるよとさけぶようなきもち。




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