| 2006年03月01日(水) |
春だからだいじょうぶ |
少し冷たい雨になる。でも春だからだいじょうぶ。
今日は急遽仕事を休ませてもらって。例の家業を頑張ることにした。 ずっと海が荒れていて高波がすごく。彼一人ではちょっと限界気味。 おっし、おっかさんに任せておきなさいというわけであった。 男の弱音には非常に弱い。ついついよしよしとしたくなるものである。
こっちをたてればあっちがたたず。いっそ会社がなくなればいいとか。 ふと思ったりしてしまうのだが。見捨てる訳にはいかない複雑な心境。
明日も菜の花の道をいく。白木蓮に会える道を。何事もなかったように。 職場へと向かうことだろう。お遍路さんに会釈して。ほっと微笑みながら。
そうそう今日ね。彼と川沿いの道を通りながら。 冬みたいな雨だけど春だよねって話していたら。 堤防の土手を指差して彼が嬉しそうに言ったよ。
つくしんぼうもにょきにょきしてきたぞって。 枯草ばっかだったのにずいぶん緑になったな。
漁場には小鴨の群れがいっぱいいて。波にゆらゆら。 鴨たちはそうして育った海苔をついばんだりするのだけど。 いいさ美味いなら食えばいいさとか言ったりした彼。
なんて優しい目をしているんだろうって嬉しかった。 とても穏やかな表情。こんなふうにごく自然に。
ひとというものは。変ることができるものなんだなって思った。
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