まだ夏にちがいないと思う日。
とうとう。飼っていたクラゲを海に帰しに行く。 一番ちっちゃいのが死んでしまったから。 そしてみんなとても元気がなくて。もう限界だなと思った。
出来るだけ波のないところを選んだつもりだったが。 ざぼんざぼんと。やはりどうしても波が来てしまう。 クラゲ達はくるくると。ここはどこなんだって感じで。 とても戸惑っているように見えた。もっと沖のほうの。 もといた場所なら嬉しかったろうに。なんだかとても。 可哀相な事をしてしまったな・・と思ったが。
海は海だろう。どこだって生き延びるもんだぜと彼が言う。
うん。そうやね。もう忘れてしまおう。
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