昨夜みたゆめは『お葬式に行けない』ゆめだった。 何度も時計ばかり見ていて。落ち着かない時間で。 喪服を出したりしているのだけど。どうしてだか。 黒いストッキングと黒い靴が見当たらないのだった。
すごく焦ってしまって。急いで買いに行かなくちゃって。 でも時計を見たら。もう告別式の時間ぎりぎりだった。 もう間に合わないよ。どうしよう。どうしてこんなことに。 もがくような思いでいっぱいになって。ひどく憔悴してしまう。
そしたら亡くなった同級生の顔がいっぱい見えてきて。 ごめんよ。ごめんよ。行けないよって泣きそうになった。
でもそれはゆめ。どうしてそんなゆめを見たのだろうと思う。
今日。ちゃんとお見送りに行った。 子供の頃仲良しだった友達とふたり寄り添って手を合わす。 彼女はずっと泣いていた。私はくちびるをぎゅっと噛み締めていた。
不安でならないのだと言う。私もそう。死ぬことはとても怖い。 病気しなくて元気にしてても。明日死ぬかもしれないって思う。 たとえばずごく嬉しいことがあった時。ああ明日死ぬかもなんて。 思うよ。私もいつも不安なんだよ。生きたいよね。もっともっと。
そう言うと。彼女は肩をふるわせて泣きじゃくりながら。 「時々は声をかけてね」と言った。こんな場所じゃないところで。 また会おうよねと言ってくれたのだ。うんうん、そうしようねきっと。
すごく仲良しだったのに。どうしてこんなにも会わずにいたのだろう。 亡くなった同級生が病気だったことさえ。私は知らないでいた・・・。
残された私たちには。あとどれくらいの時間が残されているのか。 なにもわからない。わからないからこそ。
もっと。もっと。惜しみなく生きなければいけない。
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