ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年03月30日(水) 風にふかれて

雪やなぎの花が咲いた。小さくて白い花がたくさん。ゆらゆらしている。
そのそばに真紅の椿が。まるでブーケみたいによりそっているのを見た。

ついこの前だったように思う。去年。その前もその前の春もその場所で。
同じ風景に出会っていることが。嬉しくて。涙ぐむほどありがたいこと。


かくじつに年を重ねている。何も変らないと思い込んでいるかもしれない。
そんな自分と。変らずにはいられないと観念している自分と。ふたりとも。
おなじ一本の蝋燭になって。来る日も来る日もその火を消すまいとしては。
いちにちが無事に終わればほっとして。また明くる日のために眠りにつく。

わからないことのために。苦しんでなどいられない。
わからないことのために。悲しんでなどいられない。

春を授かったいま。想うことは想うほどはかなくて。
これでよかったんだと。うなずくには。まだ少し時がひつよう。

だから。もすこし。だからもすこし。風にふかれていたいなと思う春。


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