ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2004年11月19日(金) まつ こと

『待つ』ということをやめてしまえたら。
どんなに楽だろうか・・と思う時がある。

千年ほどの昔から。女というもの。身を焦がすほど待ちわびていたらしく。
蜻蛉のごときひと。「かう長らへ、今日になりにけるも、あさましう」とか。

暮れ果てた日より。『待つ』ことから解き放されたとすれば・・
もう焦がす身もなく。あとは老いて死にゆくばかりかもしれぬ。


私は『待つ』ことが嫌い。待っている自分が嫌い。

だから。待っていると感じたら即、身震いをしてそれを振り払う。

だけど。その絡みつくようなものに。最後のところで縛られるから。

それは切れそうで切れない糸のようで。暴れればぎゅっと締め付けられて。

たまらなく痛いのだ・・・。


今ここにない『こと』をしかと受け止めることは難しい。

からっぽならば。どうやってそれを確かめればいいのだろう。

望まないこと願わないこと。まして祈りもしない『こと』は。


それが。ことの葉の最後のひとひらならば。

夜風に浚われて。はるか遠い場所で眠ってしまいたいものだ。



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