ウィングのつぶやき DiaryINDEX|past|will
飛距離は「初速」「打ち出し角」「スピン量」によって決定されますが、劇的な飛距離アップを望むにはやはり、初速をアップするしかありません。初速さえ速くできれば、ロフトによって「打ち出し角」「スピン量」は調整できるからです。 そこに「非常識」ともいえる飛距離アップの秘密があります。 ふつう初速アップというと、「フェース面の反発力を高める」とか、「ヘッド全体をたわませる」あるいは「シャフトを長くする」といった発想になりますが、すでにルールで高反発規制がされてしまいましたし、ヘッドをたわませる、シャフトを長くするという発想は曲がることにつながるので、本当の飛距離アップにはつながりません。。 つまりVロッドドライバーは、そのような既存の発想による初速アップを目指したクラブではありません。 ではなぜ初速がアップするかというと、独自に開発したオリジナルシャフト「メモライズ」の先端が硬く、手元がしなるという画期的な構造に最大の理由があります。 同じヘッドスピードで衝突した場合、先端が硬いシャフトのほうが初速が出るのは当然です。先端が柔らかいとインパクトの衝撃でシャフトが弾き返されてしまい、パワーが逃げてしまうからです。つまり、 ポイント1 先端が硬い→初速アップ となるわけです。 しかし先端が硬いだけではシャフト自体をガチガチに硬く感じてうまく振れません。そこで手元側、グリップ近くの部分の剛性を柔らかくし、そこをしなりの起点にしているのがメモライズというシャフトなのです。 手元がしなると、必要以上に手のアクションが入らなくなります。 つまり、最小限の手元の動きで最大のヘッドの動きを作り出すようなスイングになるのです。これによりヘッドスピードがアップ、しかも手元のアクションは少ないわけですから曲がりません。 ポイント2 手元のしなり→飛んで曲がらないスイング さて、いくらシャフトが優れていても、ヘッドも同様に高いクオリティーがなければなりません。 ヘッドに求められるのは、自然なフェースターンです。シャフトの円運動と自然なフェースターンという2つの条件が満たされてこそフルスイングになり、最大の飛距離が生みだされるからです。 そういう意味でイマドキの低・深重心のヘッドはどうなのでしょうか? 振り遅れを作ることでシャットに下りてきたフェースをスクエアに戻したり、後ろからドーンと押すようなインパクトを作ることで飛ばそうという発想なのでしょうが、そこにはフェースターンの力を使うという発想がないので、ある程度以上は飛びませんし、こういうクラブでいくら練習しても、プロのようなスイングにはならないのです。 そのために、Vロッドドライバーのヘッドは重心をセンターに設定してあるのです。 ポイント3 ヘッドの重心をセンターに設定→自然なフェースターン このセンターバランス設計により、いくら強く振ってもヘッドの軌道や動きのバランスが崩れません。メモライズシャフトの効果でアップしたヘッドスピードに順応しながら自然なフェースターンをつくり、最大飛距離を叩き出すというわけです。 Vロッドドライバーのスペックはこちらです HOME
ゴルフライター小林一人
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