ウィングのつぶやき
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2006年02月28日(火) デビット・ウィットラム氏に会ってきました。

昨日、「デビッド・ウィットラムが来日しているからとりあえず取材してください」ということで、日本橋のマルマンに行ってきました。

なぜマルマンかというと、今年からアジア地区のデビットのパターの販売権をマルマンが取得したからです。



このWマークけっこういいと思う。

デビットはゲージ・デザインの創設者で、あのゲージマークも彼が生み出したものです。ところが日本のゲージデザインが一人歩きを始めてしまったらしく、いまのところもめてるみたいですね。

アメリカのゲージデザインはデビットの会社ですが、日本のゲージデザインとはもはや関係がないようです。

ということで、アジアでは「デビット・ウィットラム」ブランドとして展開することになったわけです。

デビットは気さくな人物で、基本的にはインゴッドからの削り出しにこだわっているパターデザイナーです。




「フェースインサートは嫌いですか?」と訊ねると、「接着の問題がありますからね…。でも興味は持っているし、将来的に作らないことはありません」との返事。

第1弾として発売されるのは6モデルで、そのうち2モデルには家族の名前がついています。



これは奥さんの名前がついています。

「ということは、この『JULES』があなたにとって一番重要なモデルなんですね」と言うと、
「いやそういうことでもないんですけどね〜」とデビット。

「あなたは娘さんいますか?」と聞いてくるから「いる」と答えると、
「それならわかってもらえると思いますけど、もしも自分の肌にタトゥを入れるとしたら、奥さんの名前入れないでしょ? 入れるなら娘の名前でしょ?」とニヤリ。

爆弾発言だぞデビット!

ということで、彼の一番お気に入りはこの『DEVON』に決定。



というか、彼のデザインしたパターの中で、ピン型が一番売れたそうです。

本人的にはセンターシャフトでそれほど幅のないトウ&ヒールバランスが好みだそう。

思ったんですけど、黄色ってうまく使うとカッコいいですよね。


パターカバーもインパクトあるし。


ゴルフライター小林一人

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