| ● 2004年06月12日(土) |
『本日の一旦稽古納め』 ● |
稽古を納めちゃいましたよ。 ついでに甘栗もむいちゃいましたよ。
あのね、 ボクね、 本日を持ってクエストの稽古を一旦おしまいにして 明日よりザ・ミッドナイトサスペンスの稽古に専念することにしたのですよ。 むしろザ・ミッドナイトサスペンスの稽古がボクに専念されてしまうのですよ。
全裸で。
ザ・ミッドナイトサスペンスは殺人事件を解決する物語なので全裸殺人で。 まるで火曜サスペンスですよ。
もしくは全裸で歌いながら死んじゃったりするわけですよ。 まるで歌謡サスペンスですよ。
まあ、そんなベタな殺人現場は家政婦に目撃してもらうとして。
稽古に向かう電車の中でね、 見知らぬ女子が二人で大声で会話していたのですよ。 聞きたくないのに聞こえちゃうのですよ。 聞きたくないのに聞き耳は確実に立っているのですよ。
一人は30歳年上の男性と付き合っているらしいんですけどね、 なんかもう、愛して愛して愛しちゃってるらしく、 まさに砂の数だけ抱きしめてほしいそうなのですよ。
見た目はすごく若くて、お金持ちで、話題豊富で、センスが良いらしく 点数をつけるなら、90点らしいのですよ。 ああ、神は二物を与えまくり。
独身男性らしく、相方は結婚を勧めているんですけどね、 本人は軽く首を傾け、微妙な面もちで否定するのですよ。
なぜ? ボクが聞こうとした瞬間に相方が尋ねてくれましたよ。 よかった、知らない人に語りかけるところだった。
「ずっと一緒にいるのはちょっと・・・、加齢臭がね。」
ミュ?
電車の中ではね、およそ100人の聴衆がずっこけるわけですよ。 そこがマイナス10点か。 そして君の合格点は何点だ。
そんなわけで時の流れには逆らえないと改めて感じた本日、 明日からの稽古追い込みを必死に過ごすと誓ったのですよ。
|