今年も無事に新シリーズが発表されたヒーローズ、 クリア版ファイナルフォーミュラーも先月ガンダムベースで買って来ました。
ヒーローズの中では恐らく最もバリエーションの多い商品になりましたね。 今回はフォーミュラーのマスクがそこだけ別ランナーになっていてクリアホワイトです。 (この写真ではその部分だけ通常版のパーツですが)
ちなみにプレバンのメッキ版で白成型のマスクと同一ランナーになっていた紫パーツの 表面のエクストラフィニッシュ、試しにラッカー溶剤を含ませた筆で拭いてみたら普通に溶けました(笑)。 やはり塗料っぽい。
今回の紫メッキのパーツも溶剤でゴシゴシ擦ればメッキが剥がせますが、 ランナー棒でそれを試すとクリアホワイトの下地が出てきました。 つまり今回はランナー自体をクリアホワイトで成形して、マスク部分を切り離して マスク以外の部分を紫メッキしているようです。 BB戦士とかのメッキでは定番の方法。
通常版を塗った記事とプレバン版の記事は2023年。
プレバン版でメッキだった部分がクリアに、エクストラフィニッシュだった部分がメッキに なっているので、双方のメッキの部分だけを集め、それでも腕と脚はクリアカラーしかなく、 スカートにほとんど隠れる脚はともかく、腕だけLEGENDBBスペリオルドラゴンの腕を使用した ほぼ全身メッキなスペリオル・・・何だっけ、いまだに名前が覚えられないドラゴンがこちら。
もはや全身輝きすぎて形状がどうなっているのかよく分からないほどのキラキラ感がたまらない。 むしろちょっと悪趣味だ(笑)。
メッキじゃない部分だけを集めて作ればクリアとエクストラフィニッシュの取り合わせになったり、 通常版含めて3つキットがあれば色々な組み合わせを作れるようになりました。
可能な限り全身メッキにしたフォーミュラー状態。
左腕の紫も含めて両腕もメッキにしたければ、左腕はLGBBの金メッキの左腕の表面のクリアイエローを 拭き取って銀メッキにしてクリアパープルで塗る・・・という手もあるにはありますね。
そしてこれのメッキを生かしたまま設定通りのカラーリングにしたい場合は、 右半身は濃い金色にしたい部分にクリアオレンジを塗り、赤にしたい部分はクリアレッドを塗り、 左半身は銀にしたい部分はクリアパープルを拭き取って銀メッキにし、青にしたい部分は 銀メッキにした上にクリアブルーを塗る・・・と理論的には可能かもしれませんが、 塗りがはみ出したら拭き取っても下地も一緒に落ちちゃう、銀メッキ化も細い筆で塗るのと 同じ感覚で細い綿棒を動かさなくてはならない(拭き取りすぎてメッキが落ちたり、 拭き取ってはいけない部分のクリア紫まで拭き取っちゃうと修正が難しい)・・・と、 買い直したくなければノーミスのクリアが求められる超難易度です。平たく言うと「無理」。 個人的にはこのシンプルな2色メッキで満足しています。
ここまで来るのに色んなキットを買ってきましたし、 最初からこの状態で出してくれても手っ取り早かったのでしょうが、 時間をかけてパワーアップさせていく感覚も楽しかったです。
千生大将軍と雷帝千生神将軍とホビーショー限定版を組み合わせて 全身フル光沢メッキ千生とか作った記憶を思い出しました。↓こういうの。
天下無双大将軍も願わくばメッキ版を見てみたいですが、とりあえず普通に作りました。
信長ガンダムエピオンの記事は2021年8月。
設定通りに色を塗って、角飾りや銃の鳥頭やエピオンクローなどに ゴールドミラーフィニッシュを貼っただけの簡単フィニッシュです。
言うほど簡単か?と思うかもしれませんが、実は全身塗装よりはフィニッシュを貼る方が簡単なのです。 スプレーで出ていないタイプの色の塗料をムラなく塗ったり細かく塗り分けたりするのは フィニッシュシートを貼る以上に大変なので・・・。 貼り方にちょっとコツが要りますが慣れればとても手軽に疑似メッキ状態を再現出来るツールです。 塗装と違って乾かす時間いらないし。
角飾りなどの頭部周りは真駆参大将軍、肩鎧のシルエットは武威凰大将軍、 翼や飛行形態は三代目、鳳凰型の銃は四代目大将軍など、歴代の様々な大将軍の意匠が 散りばめられているように思います。
それでいてあくまでエピオンモチーフの大将軍としてまとまっている見事なデザイン。 見ようによっては武羅星頑駄無が新凰でなく大将軍になっていたらこんな感じという気も。
肩鎧とかのシンプルな平面ならともかく、角飾りなどの凹凸の複雑な部分は 流石にゴールドミラーフィニッシュを貼ると表面が歪みます。
金色塗装はいつものメタリックイエロー系で塗っていますが、 角飾り上部の馬藺(ばりん)の飾りだけはガンダムマーカーのレッドゴールドで塗っています。
白の部分はGXクリアシルバーなどを使用してパールホワイト調としています。 相変わらずパール系はこのぐらいアップにしないと写真に写りにくい。
ほかの画像とはやけに色が違うようにも見えますが、照明の当て方を変えているだけです。
腕の隣の鎧の先や大砲のV字の紋章の部分などにもゴールドミラーフィニッシュを貼り、 「大将軍は足が金メッキ」というイメージがあるので足周りにも貼っています。
色は宣材写真などから分かる限りの範囲で設定通りに塗りました。 マントに隠れるリアスカートなどは現状色が分からないので、 分かってからでもいいかととりあえず放置。
大砲を前に向けた姿がいかにも大将軍という感じでカッコいい。
脇下にぶら下がってる鎧は白を塗った上にエングレービングの部分のみ キットのシールの模様部分だけを切り抜いて貼っています。
関節は肘も膝も曲がりますが、相変わらずこの脇下の鎧とかが邪魔で あまり思うようには動きません。
輝羅鋼装着モード。 こういう連動ギミックもあるから、隠密ガンダムエアリアル買った人は 天下無双大将軍も買いましょう。 でも個人的にはせっかくそういうギミックをやるなら 閃光剣とバトルマスクにしてくれても面白かった(笑)。
翼の赤い部分はミラーフィニッシュよりも少し厚くて硬い鏡面フィニッシュを 貼った上にクリアレッドフィニッシュを貼っています。
臙脂色(ワインレッド)の成型色のパーツもありますが、完成してみると 臙脂色の部分がほとんど残りません。
フル装備。 今回買ってきた金フィニを1枚全部使い切っても、とても全身の金色部分全てには 足りそうもなかったので、まずは額の鳳凰に使用し、残ったシートの一部を次に優先度の高い 箇所に・・・という順で貼っていったら、最終的にこのような状態で使い切りました。 そもそも形が複雑すぎて貼れないであろう箇所も多いですが。
ほぼ全てのパーツのどこかしらに金色を塗る事になるので、これもメッキ版出すなら 最初から全身金メッキで出してくれると手っ取り早いです。
馬にも一応乗れますが、せっかくパワーアップしたのだから 馬も一緒にパワーアップしても面白いのではないかと思い、 ナイトワールド軍馬を使用して、白地に金ラインの軍馬を作ってみました。
信長用軍馬の記事は2024年3月の下部。
乗れるといっても、乗せようとすると翼どころかマントも干渉するので (特に馬にも鎧を着せた場合) 外したパーツで鳳凰型の支援メカも作れるくらいパーツを外さないと 乗せづらいです。支援メカが2体いるこの感じも面白いですが。
色が合っているおかげでなかなか違和感なくハマっているので、 ケンタウロスモードとかにしてみても面白そうです。
素組み完成度は隠密エアリアルほどではなく、悟空インパルス系くらいなので 設定通りの見た目を求めるなら塗装をお勧めするタイプのキット。 シールがもうちょっと充実していれば塗らなくても結構楽しめたんでしょうけど。
ガンダムベースではガンプラ技能検定でSD検定もやっていてまだ申し込めるようですが、 タッチゲートのキットで、素組みで何の技能を審査しようというんだ・・・・・? シールがずれてないかとかだろうか。
球面に貼るシールを一切シワを作らずに貼る技能とか、 穴塞ぎシールを凹ませずに完璧に穴を消して貼る技能とか、 歴代SDキットの刀とビームサーベルをシャッフルしたものをそれぞれ元の持ち主に戻す 技能とかだったら、受かる自信ない(笑)。
ヒーローズ、今の所発売予定として発表されているのはフォーミュラーのクリア版くらいのようで。 一般とか武者とかでないのは残念ですが、プレバンのメッキ版でメッキになっていなかった所が メッキになっているというなら買うしかない。
通常版を塗装した時の事ですが、メタリックイエローの塗装はクリアパーツの上に塗るのが 一番きれいな色になったので、クリア版を塗装するのもよさそう。
と言っても、私はあのキットの塗装をおかわりする気にはあまりなれませんが・・・・・。 基本的には金色のキャラはメッキのほうが好きですしね。
今回は隠密ガンダムエアリアルを一部塗装しました。 78代目はやっぱり無塗装状態も結構好きという事でめでたく放置。
クリアグリーンの輝羅鋼パーツのほかにスモークのクリアパーツも使われていますし、 シェルユニット状の模様を再現したシールもあったりと、 色再現の仕様という意味では78代目よりも多彩で豪華感があります。
無塗装とあまり変わらない出来ですが、それだけキットの時点で 様々な方法で色が再現されていて無塗装でも不満が少ないという事でもあります。
金色の部分はどんな色で塗ろうかと悩みかけましたが、そもそも 輝羅鋼の金色の部分と色が違うとどうやっても輝羅鋼の部分が浮くという事に気づき、 輝羅鋼の色に合わせる方向で塗装しました。
1年前のスぺちゃんと同じくスターブライトブラスやパールシルバー等の混色に 今回はちょっとクリアイエローも混ぜて黄色を濃くしましたが、 結構適当なんできっちり輝羅鋼と同じというほどでもありません。 その辺は天下無双大将軍を塗る時の課題と思うことにしましょう。
横向きのマフラーは頭部パーツに取り付ける方式ですが、このように 頭部左側に取り付けると、顔を右に向けようとした時に マフラーが肩にぶつかって顔が右を向けないじゃないか! と思いましたが、よく見ると頭部右側にも取り付けジョイントがありました。
顔を右に向けたい時には右にマフラーをつければいいだけ。よく考えられてるキットです。 マフラーだから左右どっち向いててもいいですし。
輝羅鋼忍者の元祖ともいうべき彗聖頑駄無と。
どちらも隠密頑駄無を元にしているというのもありますが、 それとは関係ない部分でも結構デザイン上の共通点が多い気もします。
このキットで一番不親切ともいえるのが、胸の鬼面の眉毛の部分。 設定だと腰アーマーのシェルユニット部分と同じように赤地に黒い細い線が 入っているのですが、キットは眉毛の部分がクリアパーツになっているだけで シールもなく、それどころか筋彫りモールドさえないため、 設定通りに再現したいなら自分で書く等するしかないという文字通り鬼の仕様。
無理じゃね?と思いながらも一応まずは眉毛を赤く塗り、 針で塗膜自体に溝を掘りました。下手でもやってみれば意外と形にはなるものです。
額の十字はシールの上にクリアパーツを被せる仕様ですが、 スモークがやや濃いのでいまいちシールが透けて見えません。 中央の赤い丸だけはパーツの上にハイキューパーツの円形メタリックシールを貼っています。
タヌキ・・・じゃなくてシーサーも付属。
本当は取説コミックのこのシーンに狛犬はいませんが、 せっかく付いてるのに使わないのももったいない気がしたので。 あと塗装後との比較として、無塗装の金色はこんな色です。
このキットだけだとシーサーには何のギミックもありませんが・・・。 鎧の着脱ギミックがないから旧農丸のものみたいに鎧を取り付けるのはできないにしても、 ガンビットは取り外せるからシーサーにガンビットを装着できる設定があっても面白かったかなぁ。
せっかくなのでこの機会に歴代シーサーも振り返ってみましょう。
左上:武者多威無掘駆主の農丸の兜。 中央:SDX大福将軍のアニマルスピリット。 右上:BB戦士頑駄無副将軍の兜。 左下:農丸頑駄無黄金武装のアニマルスピリット。 中央左:隠密忍者農丸のアニマルスピリット。 中央右:今回の品。 右下:多威無掘駆主農丸のアニマルスピリット。
持ってるのはこのくらい。 ほかに通常版の農丸もありますが、シーサーの成形色は真っ白です。
左下の金メッキ版は当時限定1万個という 限定って数じゃなくね?と今では思う限定商品でしたが 現在ではさすがに見かける数も少なく、手を出しづらい値段が付いていますが たまたま欠品あり(でもシーサーは問題なし)で比較的お手頃価格のものを見つけたのでした。 更に目には転生シールを貼ってスペシャル感をアップしており、結構お気に入りです。
更に小冊子「ワールドシリーズ書」も同梱されており、これは公式サイトにも掲載されているほか ガンダムベースで78代目と隠密エアリアル以外のSDキットを買った時にもレジで貰えました。
こういうものも集め出すと沼に落ちてしまうもので・・・ 武者七人衆編の頃はキャンペーンとか商品の広告の印刷物が入っている事もあったようですが、 風林火山編の頃から徐々に情報の充実したものも入るようになり、 三国伝の時にも初回限定でポスターサイズのコミックが入っていたりしました。
この辺はBB戦士付属印刷物界の中でも「深淵」です。 ストーリー内容などに関する事が書かれているものの中でも、 特に見かける事が少ないと思われるものです。
風林火山編前半の頃のキットの初期ロットには写真左上にあるプロローグの文章やイラストなどの掲載されたチラシが入っていたようです。 写真右下の「風雲の書」は、風林火山編末期頃のキットに入っていたようですが、はっきりした事は未確認です。 風雲の書のこちらの面は天下統一編導きの巻の「SD戦国伝古文書」に近い内容のあらすじ紹介があります。
どちらもカラー面には人物相関図のようなものも載っています。 中にはパッケージ絵ではなく、説明書にも載っていないカラー設定画が使われているものもあり・・・
復活闇将軍のカラー絵は導きの巻の光の巻にも載っていますが、ほかにも殺駆三家老の設定画とか、 当時はキットを買うだけでこういうものを見る事が出来たのですね。
左上は烈光発売前頃のチラシ「伝説の大将軍編ミニミニ導きの巻その1」。 その2の存在は今のところ確認していません・・・沼が深すぎる。
突然ですが問題です。 獣王頑駄無の流派は無心獣牙流。 鉄斗羅頑駄無の流派は牙忍隠影流。 では、天地頑駄無の流派は?
答えは、「我流」。 何てことのない答えのようですが、これはバンダイの公式設定です。 上記の中で天地の流派は説明書には載っていませんが、写真右下のチラシで、七人の超将軍編前半の荒鬼から天地までの 5人の流派、好きなものや苦手なものなどの設定が紹介されていて天地は我流と書かれています。 写真の荒鬼が試作品なので、荒鬼発売頃かその直前くらいのもののようです。
個人的にはこういうキット同梱の資料系印刷物も好きなのですが、そういう人はあまり 多くはないようで、ネットで見かけたときも割と簡単に買える事が多いです。
全てのキットを発売時に初版で買ってれば後になって探さなくても済むんでしょうけどね・・・ といっても、印刷物が付かなくなったと思ったら代わりに別の印刷物が付くようになったりした 飛駆鳥大将軍みたいな例もありますけど。
久しぶりにこういうものが付く辺りにも、盛り上げようという意気込みを感じます。 スペリオル系や輝羅鋼を出してくる事といい、アニメ終了後に店頭キャンペーンで パーツが貰えたのもGジェネボーナスキットとか思い出して懐かしかったし、 サービスがツボを心得てますよねぇ。 個人的には転生シールみたいなものも出してくれたら面白いですね。
幸か不幸か今の所5月は予約している商品が何もない。(7月もない) こういう機会に、溜まってるプラモとかを消化していかねば。
積みプラ、積みゲー、積み玩具、積み録画番組、積みパソコン・・・ 積み深いとはよく言ったもの。 最近は録画番組を一気見しながらプラモ作ったりしてます。 わざわざ買ったからには、楽しまないとね・・・。
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