母のこと - 2006年07月07日(金) 七夕。 仕事から帰宅すると、母が笹の葉に短冊を付けていた。 紙を切って作った提灯飾り。懐かしい。 見て見て、というのでぐるり眺めると願い事の紙も幾つか。 退職してからもう数年経過するというのに、こういう行事ごとには かつての血が騒ぐらしい。 日々主婦業に専念する姿は、幼い記憶には全く無かった。 常に母はパワフルで、情熱的で、別の世界の人のように感じた。 定年控えた時分に突発的難聴になり、今でも左は聞こえないまま。 それでも地域の絵手紙・コーラス・ウォーキングに参加し、家事をこなし、 園芸に精を出し…近所の子供の家庭教師もしている。 そんな母も、今年に入って更に体調が優れなくなってきた。 杖をついて庭弄りをする姿に、二周りほど小柄になったその背中に 声をかけることが出来ない。 もっと痩せなくちゃね、と笑うけれど骨粗鬆症とどう付き合っていくのか 難しいのじゃなかろうか。 親孝行何も出来てないな。 …自分の事を書くつもりだったけれど、何故か母。 プライベートのことは明日書いてみよう。 ... 残り3か月 - 2006年06月23日(金) 久しぶりに日曜休みを捥ぎ取ってきた。 友人と映画を見に行くのだ。相手の希望でダ・ヴィンチコードに決定。 原作は未読だが、粗筋聞く限り好みのようだ。 公開から一月経過しているから、あまり混雑はしていないだろう。 春に仕事の悩みと彼の事で悩んでいた友人、どうやら元鞘に収まったらしい。 私自身は、堂々巡りを重ねているばかり。 自分自身の中でも明確な答えが出せない。現実から逃げている という事でもあるのかな。 好きな人だから会いたいのか。 友達彼氏が欲しい(または発展しそうな相手だから?)からなのか。 友人に追求された。 「君は一体何を望んでるのか、そこが大事だよ」 耳に痛い。 相手もそう感じているんだろうか。何考えてるんだろうと。 一つ言えるのは、会わなければ遅かれ早かれ自然消滅が待っているということ。 それでもぬるま湯のような関係は、細々と続いていくだろうが 会えば良いようにも悪いようにも、確実に変化が訪れるだろう。 発展も何も、細々とした友人関係でさえ突然終わる可能性だってある。 本当にその覚悟を持って、私は「会いたい」と伝えたんだろうか。 努力をしているだろうか。 期限は残り3か月。 ...
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