あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


性格が悪くなったね。
2011年09月20日(火)

あたし、の。



華と一緒に暮らしています。そろそろ1ヶ月半になろうとしている。
夜勤の仕事がメインで、夜のレストランのバイトもしている華は、あんまり家にいない。
あたしは、一人で寝る夜もたくさんあって。
隣にいる夜は、なんだかとても不思議。


我が儘が許されて。
甘やかされて。

あたし、性格が悪くなってるね。

もともと悪かったけど、もっと悪くなってきてる。
自覚はあるけど、自覚するのは、いつも後の祭り。





華は、仕事を詰め込んで、
あたしに服を買ってあげるんだって、張り切って。
でも草臥れた顔をしてて。

週末になると、ランチを作ってあげるあたしを見て、
すごく不思議なものを見るように、笑っている。

生き急ぐ華の、ほんの一瞬を留める力は、
この手に、あるのでしょうか。




これは、幸福なのかな。
華と一緒の、生活。
これが望んだ未来だった?

ほんのりと与えられる安定感と、
どんどん嫌な女になっていく自分と、
生き急いだ背中を見せる華と、
川沿いに見える、綺麗な夜景。






↑コメント変わります↑


そんなことだけを悩んでいる。


あたしは馬鹿ないきものだ。







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