2016年12月09日(金) |
「KANO 1931海の向こうの甲子園」 |
ゆっくりゆっくり 熱いものが押し寄せてくる そして清々しい感覚もあり 途中で「長い…かな!?」と正直思うも 次の展開でまたストーリーにひきこまれていく
主演の曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)くんはじめ 出演者の野球部員の一生懸命な素に近い演技が より熱さの余韻としてシーンごとにあふれる
それに馬志翔(マー・ジーシアン)が監督というのが 彼を以前より少なからず支持していた私にとっては もうそれだけで気持ちいっぱいになる この大作を作り上げた力量は素晴らしい!!
八田與一さんの台湾での功績も盛り込まれていて また演じてる大沢たかおさんの雰囲気も良くて 日本人として嬉しかった
逆に統治下の甲子園に 中国、台湾、韓国からも参加していたことを 知らずにいた日本人の私
そしてそんな様々な想いの中 ラスト船上シーンの空の焼け方が 昭和30~40年代の映画ぽくて よりノスタルジーな感覚になる
エンドロールで流れてくる 主題歌「風になって~勇者的浪漫~」 映画と相まって爽やかな感動が 歌に一体化していった この映画の良さをかみ締めながら終われる
youtubeで見つけた羅美玲(ルオ・メイリン)版「勇者的浪漫」 馬志翔(マー・ジーシアン)監督 魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー KANO出演者の若者たちで歌ってます~ 私的にはこちらバージョンも好き
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