dependance diary** 2004年10月、彼が逮捕されました。
突然の出来事に戸惑いながらも奮闘した日々。
そして2005年2月、執行猶予4年と言う判決を受けて彼が戻ってきました。
そんな私達の毎日を綴ります。


dependance diary**





■傷が癒えるまで
2005年04月28日(木)


彼が執行猶予4年と言う判決を受け
シャバに帰ってきてから約3ヶ月が経った。





この3ヶ月色々な事がありました。






まず
彼と私が働いていた店への挨拶。
彼は私をその店に連れて行き、
私の目の前で社長と代表、そして従業員の男の人達に
今回の逮捕で迷惑を掛けてしまったことの謝罪と
「今までお世話になりました。」と挨拶をした。






そぅ…
彼はこの店と決別した。
やっと・・・・私が1年間願い続けてきた決別・・・





そして完全に切れる為に
私達は知らない土地へ引越しをし、
彼も携帯を新しくした。(前の携帯は検察庁に没収されている^^;)
彼は私の為に、私との条件にあった職場へ転職した。









何もかもが0からのスタート。


もぅ疑わしいものは何も無くなった。。。



私が望んでいた幸せな日々の始まり。






















のハズだったけれど






正直、
時々どうしようもない不安が私を襲ってくる。。。。




私は1回裏切られた事で
彼に対して不信感が残ってしまったんです。。。










「もぅ裏切らないし、嘘もつかないって約束する」








分かってる。


あの嘘は
私の為についた仕方が無い嘘だって分かってる。







だけど
彼が捕まる前の約4ヶ月間彼の行動・言動が
全て嘘だったのかと思うと、とても辛いんだよ・・





その嘘に気付きながらも
毎日気付かない振りをして。
また今日も嘘をついてこの家を出て行くんだなぁ…って
彼の出勤を見送っていた毎日。
いつも彼は
「そんな悲しそうな顔をしないで。行けないよ。。。」

と言ってくれてはいたけれど…





毎日彼は笑ってくれていたけれど
嘘をついてる事に対してどんなキモチでいたのかな・・・













気付くと
また嘘をつかれるんじゃないかって疑ってしまっている自分が居る。
彼を信じてあげなくちゃって分かってはいるんだけど、
やっぱりまだ私は完璧に彼を信じきれていない。



しかも彼は余り自分から今日あった出来事とかを話さないから
私は余計に不安になってしまう。。。
もっと自分の事を話してよって何回も何回も喧嘩した。
寂しいって話もした。



たまに見せる彼の不審な行動も
ただただ私の不安を大きくするだけ。。。。






社長が決別の時に言った言葉。






「10何年もどうしようもない暮らしをしてきた奴が
 そんな急に真面目に更正出来るなんて思わないけどな。」








彼のその不審な行動を見ていると、
その平然とした顔で又嘘をつくの?
やっぱり社長の言う通り変われないものなの?
・・・と不安が私を襲って
突然泣いてしまう事が多々有る。






彼が大好きだから
彼と一緒にいたいって思うけれど
彼と一緒にいて傷は癒えるのか、不安にもなる。


だけど
彼に傷付けられたんだから
彼にちゃんと傷を癒されたい・・・・




そう思うから離れる事が出来ない。









好きと不安は隣り合わせって本当だなってつくづく思います。。。











幸せだけど
幸せじゃない。




今は正直そんな感じです。









もぅ少し時間がかかりそう・・・・






















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