余裕がなくて これだけしか出来ないのに もっともっとと 私は求める
言われた言葉が 頭を過る
私は これしかあげられなかったのに それなのにまだ欲しい もっと欲しいと求めてしまった
言葉にのせたエネルギー 物質に宿ったエネルギー
私の「我」が あなたに これだけしか払えないのにその何倍ものモノをくれと言うの
親の形見だという言葉が、妙に残った。
貴方の世界は、私の見る世界とは違うんだろう。
貴方の目からは、世界はどのように見えるのだろう。
ふと、そんなことを思った。
前までは
アクセルもブレーキもあったのに
何処かへいってしまった
止まることもなく
急ぐこともなく
ただガタガタと砂利道を走っている
そんな車
私は 期待しておいて裏切られるのが嫌いだ
誰だって嫌いで あなただって
散々今まで経験してきたんだから
今の私じゃ届かないのも
届かなくてもいいのも分かってる
それが私のものにならないことも
表ざたに公表されなくても
私はそういう行為を通して
あなたと結ばれることを感じられるような気がして
私は
本当に 難しいのかもしれない
難しいと言われた あなたより
私の方が 難しいかもしれないね
したかったのは こんなことじゃなくて
ただ傍に居たかったなんて 言ったのは君の方なのに
想っていた事は おんなじだったはずなのに
聞きたかった言葉は そんなんじゃなくて
ただ一緒に 幸せになりたいんだ
ただそれだけだったはずなんだ
どうしたの? と言ってはくれたけど こちらを向いてはくれなかった 気付いていたのか 気が付かなかったのか
君は 本に夢中で
孤独なんだと感じることは 最近少なくなったけど あまりにも変わってしまった環境の変化に
心が 泣いてる
本当に失くしたものなんて 何一つ無いはずなのに いつまでも 自分の中に探して
手に入れたものに躊躇して 見えないフリをするなんて
怖がらないで 逃げ出さないで
私に 気付いて
伝えたいことがあるのです 言いたいことがあるのです
でもまだどうにも言えないから その時が来たら 気付いてください
私の声を 聞き入れてください
好きなのに 聴こえないフリした 見えないフリして 今に向き合うフリしてた
今を掴めてないってわかってるけど 今掴んだら 心が壊れそう
あぁ 今まで僕は こんなモノで満足していたの 今の僕は 強欲なの?
スイッチ入れたら もぅ戻れない
勢いづいたら もぅ止まれない
僕はここから また始まる
そう 叶うなら 敵うなら
戦うためにまた 立ち上がる
薄々とわかっていたことだった 神経質な人だとは思っていたし なんだろうと思っていたけど
なるべく聞かない方がいいのもわかってはいたんだよ
ねぇ 一緒なら立ち向かえる? 路はまだ険しい気がしないでもないけど あたし まだ走れるから
一緒ならまだ走っていける?
あたしならまだ 大丈夫だから
大丈夫 きっとあの暗闇は この日の為だと思うから
一人じゃ無理だったけど
二人ならまだ走っていけるなら
もうちょこっとだけがんばってみて
一緒に幸せだねって笑ってください
一緒に居て幸せだって 心から幸せだって
いつか見せてくれた笑顔と一緒に
幸せだねって 一緒に 笑って
もう一度 恋をしよう
目覚めたら もう一度
交わせなかった言葉と 唇を
その目に 耳に
触れないように 今はただ
そっと 口づけを
融けて 消えてしまわぬように
そっと
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