オヤユビアザラシ。
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エイトビートの哀愁
時間はいつだって僕らの鼓動の倍速で進んじゃうよ
例えば小さい頃夜が怖いと思った記憶が 頭の中だけで増大していく感じっていうか
最初やや痩せ型のほんの少し夢見がちな男性が なんか通り越しちゃって 飢餓児童みたいなぎらぎらした目で踊り狂うイメージっていうか
時が経てば経つほど二次元の原色に近づいていくっていうか
ゆらゆら帝国はほんとに不思議なバンドだと思う。
街はなんか曖昧な灰色 深く潜ったままでいい?
今朝の空はうすみどりの穴があいてるいくつか 雲がやぶれたらこらえてた涙が全部無駄になった
犬歯のあたりが疼いてくるような いいかんじに目つき悪い人が好き、
そういうくだらないことを考えて前と変わってないなあと思ったり やっぱり変わっちゃったと思ったり 測る方法なんてないわけだけど 久しぶりになんか平穏な気持ちで 目が覚めたとき自分はどんな顔するだろって 祈るような気分でカーテンをしめて せめてもうちょっと人間らしく生きたい、なあ
紙幣で愛は買えないけど 温もりは簡単に買えてしまう
でもそれはたぶん凄く寂しいことなのだ
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