僕と君と世界の距離を

2010年09月03日(金) エメラルド

久しぶりにタワレコに立ち寄ったら
非常に楽しかったです。

音楽に対してはコンプレックスの
塊な私ですが、そういうことは気にしなくていい、
ただ楽しめばいいということを
教えてもらってから、少しずつ歩み寄れてます。

キリンジのアルバムとかあますとこなく
視聴したあと、くるりの岸田くんの写真とかみて
相変わらずの整った顔にクラクラして、
「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」
に非常に困ったりして(モヤモヤ)
アルバム予約しよかと思ったりして
もうほんと楽しい。

もっとお金があったらなー。

普段仕事に追われていると全く気にならない
薄給ですが、物欲に襲われるととたんに
ヒーてなる。お金、大好きさ!
飲みに行く回数を減らそう。
減らそうよ、クロさん!(個人的呼びかけ)

そしてcoccoちゃんの「エメラルド」を購入。
特典のDVDを見たらもうあまりの綺麗さに
クラックラした。コッコちゃん、綺麗!

私、コッコちゃんが
どうにもならないくらいどす黒いエネルギーで、
それでもそれが唯一の生きるためのエネルギーで
歌っていた時、コッコちゃんを綺麗と思えなかった。

コッコちゃん、今はとてもきれいです。
びっくりするくらいきれい。
手が長くて、腕も長くて、柔らかさというより
しなやかで、動物みたいに引きしまってて
目がキラッキラと美しい。野生の虎のようです。

苦しみや哀しみは消えず、まだ渦巻いている。
一生、負った傷は一生消えないことを実感する。
それでも、あんなにも強く歌を歌えるのかと。

歌わざるを得ない、とか
踊らざるを得ない、とか
私の好きな女性のアーティストは
そういう人が多い気がする。

BATIKの黒田育世さんもそう。

ダンスがなかったら生きていけない。
あの切実さ。激しさ。

彼女のダンスには、彼女の命が詰まっている。
観ている方は、命を受け取るのだから観ている間
ちっとも気が抜けない。心する。覚悟する。
覚悟して観る。そして私は発熱しました(実話)

受け手にこんなにも心の従属を強いるなんて。
普通もうちょっと隙間あるよね。
その感じが嫌いな人もいると思いますが私は好きです。

余談ですが、乗越たかおさんのダンスレビューが
異様に面白いので、ダンスや黒田さんにちょっと
興味ある!という人いたら是非読んでみてほしいです。

こないだのBATIKについて書いてる評論がむちゃくちゃ
的を得ていて、さすがすぎるわと思いました。

世の評論家ぶる人たちにはここまでの愛情と熱意と
真摯さを持って書けよと言いたい。


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かい [MAIL]

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