しゅわっ、と弾けて、泡になって消えた。
まるで、心模様。
○炭酸水○
毎日毎日見てます。 毎日毎日毎日ここから見てます。
ここが定位置。 アナタを見る定位置。
「…何見てんの?」
「…え?」
「さっきからずっと見てるから…何かついてる?」
「え?マジで?ごめん、無意識だった。何もついてないよ」
「ならいいけど…」
ふい、と顔をテーブルに向けて、また書類に目を通す。
そんなアナタの顔が、とても好きです。
少し痛んだ、茶色と黒の中間色みたいな色した髪の毛。 まるで男の人の手だとは思えない、綺麗な手。 たまに見せる、可愛い笑顔。 喋る時に篭る声。 少し厚い唇。
全部全部全部愛してます。
「あーっ、疲れたー…」
大きく伸びをして、少し欠伸をする。
「お疲れサマ」
「んー…」
そのままソファに横になって、眠る体勢。
「…寝るの?」
「ん…」
「次アナタ撮影じゃん」
「…呼びにきたら起こして…」
「はいはい」
余程疲れていたのか、気付けばもう眠っていて。
「無防備だなぁ…」
ソファの近くの椅子に腰掛けて、
「…襲っちゃいますよー…」
それでも聴こえてくるのは安らかな寝息だけ。
「…ごめんね」
一瞬だけ触れて、すぐ離れて。
もう一度だけ、優しく触れた。
「好きだよ」
アナタの全てを愛してる。
いつも定位置からアナタを見つめています。
一生、気付かれない想いと共に。
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未消化だーーーーーーーーーーー また書き直すよ…めそり
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