信じることは裏切られること




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2004年11月02日(火)   憎しみからは何も生まれない

「憎しみからは何も生まれないよ」
ある人に言われました。

一時期、Rを憎むことだけが
生きていくエネルギーになっていたけど
カードを解約して、使用された金額がほぼあきらかになって
少しずつ気持ちが変わっていきました。

たしかにRのしたことは犯罪で、許されることではありません。
もしかしたら、今のRの体調では、いつか会社も解雇になって、
お金も返ってこないかもしれません。

いきなりそうなったときには、
また、かなり落ち込んでしまうので
「もしそうなったときは、高い授業料を払って勉強したと思って、
 お金はあきらめよう」
そう思えるようになりました。

Rと知り合ったことを後悔もしたけれど
こういう人も世の中にはたくさんいることがわかって
人の出会いというのは、きっと無駄なことはないのだと
それなりの意味がきちんとあるのだと
そう思えるようになりました。

とにかく、この件については考えないようにすることが
1番気持ちが楽になるようです。


2004年10月28日(木)   実家に帰らなかった理由 2

東京に残ることに決めたとき、家を探したが
時期的な問題もあるのか、なかなかいい物件が見つからない。
経済的なこともあるし、ペット可でないとダメだからだ。

Rとは友だちとしてつきあっていた。
もう少し安い物件があれば、ひとりで暮らせていた。
だけど、あの時点でそういう物件がなかったので、ひとり暮らしは難しかった。

さんざん悩んだ末、Rに声をかけた。
Rも実家を出たがっていたからだ。

それに、犬たちのことを考えたら
人見知りの激しいうちの犬たちが、Rにはなついていたので、
他の人と暮らすよりは、そのほうがいいと思ったのだ。

そうして、Rと暮らすことが決まった。


2004年10月27日(水)   実家に帰らなかった理由 1

元彼と別れて暮らすことになったとき
『どうして実家に戻らなかったのか?』
とほとんどの人が思っていることだろう。

私が実家に戻ることを選ばなかったのは、
実家には父がひとりで住んでいて
父には「うつ病」という病気が理解できないからだ。

以前、うつ状態で、実家でひきこもっていたときもそうだったが
戦前生まれの父からしたら「怠けている」としか思えないのだろう。
そのときは、まだ母がかばってくれたが
その母は、再婚していてもう実家にはいない。

そして、もうひとつは仕事を辞めたくなかったからだ。
たしかに、会社での人間関係はストレスのひとつだったけど
仕事自体は楽しかったし、仲のいい子もいたし。

だから、私は東京に残ることを選択した。


2004年10月26日(火)   慰謝料

Rは元彼に慰謝料を要求している。

メールをさんざん送りつけて
あげくのはてに、内容証明郵便まで送ったらしい。

要するに、『自分がうつ病になったのは元彼のせいだ』
と元彼のせいにして、慰謝料を要求しているのだ。

〔貴方は二人の女性を心療内科へ
 通院させるような行為をした事も自覚してください。〕

そういうメールが届いたようだが、
私がうつ病になったのは、元彼のせいではないし
Rがうつ病になったのも元彼のせいではない。

Rには、もともと持ってる病気があるのだし
たしかに、それがきっかけにはなったかもしれないが
元彼を選んだのは私なのだ。
それなのに、『奪われた』と思ってるRは、哀れなのかもしれない。


2004年10月25日(月)   非常識

19日にRからメールが届いた。

Rの知人が、Rの両親に今回の件をすべて話して
権利を持たせたという内容。

しかし、当事者の私にはまったく話はなく
勝手に決められて、事後承諾のメールが届いただけ。
非常識にもほどがある。

しかも、その知人というのは、私も知ってる人物であり
Rが言うには、私のことは相手にしてないらしい。
まぁ、Rの発言なので信憑性に欠けるような気もするが
私も知っているだけに、彼女なら言いかねないなぁとも思ったりもする。

あいだに入るのなら、きちんと責任を持ってRの面倒をみるべきだ。
いっそのこと、同居でもしたらどうか?と提案したら
「自分の負担が大きく、また筋合いではありません」と返事がきた。

それなら、中途半端に関わらなければいいのに・・・。


2004年10月24日(日)   ストレス

ようやくメールを送ってきたが、不明なものが4点。
いくら探しても見つからないと言う。

どっちみち、Rが使用したのには間違いなので
カード会社から利用明細書が届くのを待つしかない。

抗うつ剤を飲んでいる私は、記憶が混乱することがあるので
Rが使ってないと言うと、
『もしかしたら自分が使ったのか?』とも考えた。

でも、ネットで買い物をしたのは1件だけだし
以前にもまして、ひきこもっている私は、買い物もしてない。
(というより、お金がないので支払いができないからだ。)

Rとのメールのやりとりもストレスだし
毎日のように、カード会社や使用先に電話をして
次々と増えていく金額に、抗不安薬はいくらあっても足りない。

Rは毎日のように倒れているらしいが
家にいるから倒れない私だって、死にたいくらいストレスはMAX なのだ。


2004年10月23日(土)   怖いものなし?

一応、カード会社に日付けと金額を確認してるが
金額しかわからないものがあるので
Rに「買い物をしたあとの確認メールをすべて転送するように」
とメールをした。

カード会社にあがってきてないものがあるかもしれないからだ。
ところが、いつまでたっても送ってこない。

「今日中にメールしてください」と送ると
「疲れてるので明日にしてください」としか返ってこない。

あけくのはてに
『だとしたら、電話で聞いた内容を明確に
 打ち出してもらえませんか?
 お互いに、証拠のぶつけあいです。
 確実な金額で返済するためです。』
というメールがきた。

やっぱり、自分が犯罪者だという自覚がまったくないらしい。
「何様?」という感じだ。
(まぁ、R様なんだろうけど。笑)

こんな性格なら、うつ病にはならないはず。
アスペルガー症候群というほうが正しい。

Rが存在しているだけで、
アスペルガー症候群の人が
すべてこういう人間だと思われたらとても迷惑だろう。

「クレジットカードを使ったものは一括で払う」
そう言っておきながら、メールの返事もよこさないということは
踏み倒す気なのだろうか?
(ちなみに、提示してきた金額はとてもありえない金額。)

自己破産をしていたら、もう怖いものはないのか?


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