心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2009年06月10日(水) 日常

夜食/ファンタ・チキンラーメンミニ(ネギ入り)
52.8Kg, 8.4%

銀行の預金に使っている印鑑がどれだか分からなくなったので、支店まで行って確かめてもらいました。その用事はすぐに済み、ついでに銀行のキャッシュカードをクレジットカード機能付きにするよう勧められました。

すでにその銀行の発行するクレジットカードは持っているので、「2枚を1枚にするのか?」と尋ねたら、カードの発行母体が別だといいます。そちらに切り替えて、携帯電話の支払いをそのカードですれば、年会費を無料に、そして夕方や休日のキャッシュカードのATM利用料が無料になる、というので申し込みをしました。そんなことで午前中が終わってしまいました。

クレジットカードを持っていると、不思議な特典が送られてくることがあります。たとえば生命保険の勧誘です。保険料は無料。そのかわり死亡時保険金もたったの20万円。ないよりマシという金額です。こんなものを勧誘して保険会社に何のメリットがあるのでしょう。
おそらく、それで得た個人情報を元に有料の保険を激しくセールスするに違いありません。残念ながら、僕にはそれを無視できる強さがありません。

ニュース検索のスクリプトをいじっています。Googleとlivedoorの変更に対応させなければなりません。文字コードを文字になおすのはpackだったかunpackだったか。Perlでメシを食っているわけではないので、なにを覚えてもすぐに忘れてしまうのです。


2009年06月08日(月) 立ち話

ミーティングの後、仲間と駐車場で立ち話をしていました。
先日AAのラウンドアップが終わったばかりなので、地元でラウンドアップの開催に立候補するかどうか、という話になりました。

ラウンドアップというのはAAの大会です。

関東では年に2回ラウンドアップをやっています。開催は「地区」の持ち回りです。地区は都県より細かく分かれているので、関東には二十いくつあります。順当に行けば、各地区が十年あまりに一回担当すればいいはずです。それがウチの地区が3年とか5年にいっぺんやってきたのは、ほかの地区でやらないところがあるからです。
やらないところは、できない事情があってのことでしょう。

関東にはおそらく二千数百人のAAメンバーがいるでしょうが、ラウンドアップに集まるのはせいぜいその1割です。参加する人にとっては意義深いものだと聞きます。それはそうなのでしょうが、「しかし1割のメンバーのためのものにすぎない」というのが僕の持論です。

昔はAAのイベントが少なく、ラウンドアップで集まる意義は大きかったと思います。しかし、いまや毎週末どこかでAAの集まりがあります。ラウンドアップの地位が相対的に下がるのは仕方ないと思います。

7月に代々木で一泊二日でやるステップのセミナーに参加しないかと誘われました。以前「やるなら是非行きたい」と言っていたのですが、グループの病院メッセージと重なってしまったのでお断りしました。お金もないしね。
大きなことより、足下の小さなことをきちんと片づける時期なのかも。

おすすめのセミナー(だと思う)なので、興味のある方はwebmasterまでお問い合わせください。


2009年06月06日(土) 無力

夜食/グレープフルーツジュース・バナナ
53.5Kg, 10.6%

ステップミーティングのテーマはステップ1でした。

アルコールに対して無力であることを認める。

「私は無力を認めた」と言いながら、同時に「もう少し自分なりに努力してみたい」と言うのであれば、それはステップ1をこなしたことにはならないのでしょう。

12ステップを「自分なりに解釈してやればいいと思う」という意見はもっともらしいのですが、実はそういう言葉を使う人はステップなんかやっちゃいないのです。

AAのビッグブックとか12&12という本に書かれていることを、「難しくてわからない」と言う人はたくさんいます。

中には頭が残念なことになっていて、本当に中身が理解できない人もいるでしょう。でもそういう人は少ないに違いなく、多くの人は本に書かれていることを納得したくない、その通りにやりたくない、自分はそんなことをしなくてもオッケーだと思いたいからこそ、「難しくてわからない」という言葉で回避するのでしょう。あるいは「こんなことは無意味だ」とかね。

それでも、ステップには関心がない、無関係で生きていきたいというのなら、それで構わないと思います。

ところが、そういう人がステップミーティングの司会をしていたりするので、頭が痛いわけです。「お前もそうじゃねえか」とか言われそうな気もしますけど。
少なくとも、振り返って自分もそうだった時期があるからこそ、そういうことが分かるわけです。ともかくどんなミーティングであれ、続けてもらうしかないか。


2009年06月05日(金) 意味不明

夜食/カップ焼きそば
53.1Kg, 9.6%

けだるい休みの日であります。
ご飯を食べると、すぐに横になりたくなっていけません。
食べてすぐに寝ると、猫になってしまいます。

猫になるには二つのルートがあって、ひとつは最初から猫として生まれ育つコース。もうひとつは、まず人間として生まれ、食後にすぐに寝て猫になるコース。

ニュース検索がきちんと動いておらず、読売とyahooぐらいしかひっかかりません。Googleとかlivedoorは無視されてしまっています。
なんとかしなくては、と思いながらも、寝るのが優先なのであります。


2009年06月04日(木) 憲法記念日に考えた(がひと月経過した)

夜食/CCレモン・バナナ
53.1Kg, 10.2%

憲法記念日はずいぶん過ぎてしまいましたが、天皇制というものついて少し考えてみます。

世界には、君主(国王や皇帝)がいる君主制の国と、それがいない共和制の国があります。

君主制の国の場合には、行政府の長の名前は通常「首相」です。たいていは議院内閣制で、首相は議員が選びます。国民が直接選挙する「大統領」のような存在はありません。

21世紀の現在、国を統治する権限のある君主はまれで、たいていは儀礼上の君主にすぎません。権限があっても滅多にそれを使わないので形骸化するのが普通です。歳費(お財布)を議会に握られているので、言うことを聞かざるを得ないのです。とはいえ、国政が混乱したときには、口を挟むこともあります。

君主制には国を統合する機能があるようで、スペインやカンボジアのようにいったん廃止した王制を復古した例もあります。

(共産主義・社会主義の国は別として)共和制の国の場合には、大統領と首相の両方がいます。アメリカは大統領しかいない変な国ですけど、これは例外ですね。

日本のような君主制の国に住んでいると、「首相さえいれば大統領は不要なのでは?」と思えてきます。特に、ドイツ、ギリシャ、イタリア、オーストリアなどの大統領を見れば、君主たちと同じような「儀礼のための存在」になっていますから、政治は首相がいれば十分と思わせます。

しかし上であげた国は、革命や戦争のどさくさで王制帝制を廃止した国ばかり。おそらく、センチメンタルな意味での国の統合のためには、やはり君主はいたほうがいいのでしょう。スペインやカンボジアのように廃王を連れ戻せればよいのでしょうが、それがかなわない場合には、仕方なしに国民の選んだ大統領を据えてガマンしているという感じです。

アメリカやフランスの大統領には強い権限が与えられています。彼らが国民から集める尊敬は、他の国の国王が集める尊敬に似ています。

天皇制がいいかどうかは分かりませんが、その機能をアソー君やらハトヤマ君が担えるかと言ったら、そりゃ無理でしょ、って感じですな。


2009年06月02日(火) 副業

夜食/グレープフルーツジュース・チキンラーメンミニ
53.0Kg, 10.4%

以前、ハードディスクのレストア業という小遣い稼ぎを試みたことがあります。

といっても、ソフト的に壊れたドライブからデータをサルベージする、って話とはちょっと違って、ハード的に壊れたセクタを補修しようというもの。

そんなことが可能なのか、と驚かれるかもしれませんが、例えばこんなソフトもあります。
HDD Regenerator

まずネットオークションや中古屋でジャンク品のドライブを安く買い集めてきます。このときに、モーターが回らずスピンドルの回転音がしないとか、ヘッドが動かずシーク音がしないみたいな、本格的にお亡くなりになっているドライブは避けないとなりません。ターゲットはあくまで「バッドセクタが増えてフォーマットが終わらなくなったブツ」のみ。

これを自宅のパソコンにつなぎます。
ハードディスクメーカーの物理フォーマット用のソフトを使うだけで、バッドセクタの代替処理が行われて直っちゃう場合もあります。そううまく行かない場合は、上のソフトを使います。順調ならば、夜寝ている間に終わっているはず。
あとはメーカー製のソフトで動作チェックをし、レストア品だと注釈を付けてネットオークションに出せば粗利が出ます。

問題はレストアに失敗した場合。手元に残るのは本格的ジャンク品のみ。これもネットでジャンクとして売り払い、損を減らせばオーケーです。でも、ひとつ問題がありました。

普通ジャンク品に手を出す人は、「ひょっとしたら動くかも知れない」という期待に金を払います。しかしレストア業の僕が出品するジャンク品は、まさにゴミのようなジャンクばかり。それが知れると、誰も手を出さなくなりました。

レストア率が高いときはいいのですが、それが落ちるとジャンクのドライブを山と積むハメになります。やがて利益を吐き出す時が来て、赤字になる前に撤退するハメになりました。

上で紹介したツールは結構使えます。もしお手元のパソコンが壊れて、修理に出したら「ハードディスク交換」だと言われたら、いったんパソコンを手元に引き取って、上のツールを試してみる価値はあるかもしれません。うまくいけば、失いたくない大事なデータを救出できるかも。


2009年06月01日(月) 休み

夜食/グレープフルーツジュース・バナナ×1
53.0Kg, 10.4%

月曜日は休暇でありました。
朝寝どころか、お昼まで寝ました。
午後はパソコンをうだうだイジっていました。
あっという間に夕方です。
晩ご飯を食べてテレビを見ていると、もうお風呂と寝る時間。

ごろごろして、なんにもしない休日。

これぞ有意義な休暇だと思います。
「有意義に休むために、何かしなくては」という強迫観念に捉えられてしまっては、有意義に休むことができなくなります。休暇明けで仕事に戻ったとき、リズムがつかめなくて、「今日一日は仕事のリハビリにあてなくては」などとのたまわってしまうのが、正しい休み方だと思うのです。

問題は仕事が片づかないことですけど。


もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加