心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年03月22日(日) 幸せになりたくない人たち

朝/なし
昼/GoFan(レンジで作るチャーハン)
夕/生野菜とエビのサラダ・鯛の煮しめ・みそ汁・たくわん・ごはん一膳
夜/ピザトースト

朝/ベーコンエッグ・鯛の煮染めの残り・野沢菜・ごはん一膳
昼/豚肉とマッシュルームのスパゲティ(子供は生そば)
夕/レンジで作るカツ丼・生野菜サラダ
夜/チキンラーメンミニ
53.8Kg, 11.6%

自分は人より文句が多いことを、「正義感が強い」と勘違いしてはいけない、という話を読みました。
つい一言口を挟まずにいられない性格だからといって、正義感が強いわけではない。自分の思い通りに事が進まないと気に入らないだけなのに、「私は憎まれ役を引き受けている」などと勘違いも甚だしい人もいます。

最初のスポンサーは、つい余計なことを言ってします自分の癖に対して、「雄弁は銀、沈黙は金」だと繰り返していました。

ステップ10にも「口とペンの抑制ほど大事なことはない」とあります。これほど実践が難しいこともありません。言うは易く、言わぬは難し。

山本五十六ではないけれど「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」なのですが、人を育てるより、自分のコピーロボットを作ろうとして失敗する人が目立ちます。AAにしても会社にしても、自分より後進が活躍してくれないと発展がないのに、自分より活躍されるのが気に入らない。・・・自分の幸せより人の不幸を願う人はどこにでもいます。幸せになりたくない人とは、そういうものかもしれません。

会社から正式な通達が来て、来期の賃金カット、月に数日の追加の休み、副業の許可とありました。週5日分の仕事を4日で片づけろってか。ぶーぶー。


2009年03月20日(金) 名前に関する違和感

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/青椒牛肉絲丼・野菜サラダ・Gokuri(コンビニ)・野菜ジュース
夕/トンカツ・レタスとトマトのサラダ・野沢菜・みそ汁・ごはん一膳(実家)
夜/チキンラーメンミニ
53.1Kg, 10.6%

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/前菜盛り合わせ・牛肉とトマトのパスタ・紅茶
夕/リブロース・野菜ジュース(ガスト)

娘たちと実家に行ってきますので、土日の更新はありません。

文章としてまとまってませんが(いつものこと?)、メモ書きとして残しておきます。

ミーティングに通いながらステップ1・2・3を身につける。最初の半年か1年はステップ4・5をやってはいけない。棚卸しはライフストーリーを書く。自分のしたことだけを書き、相手のしたことは書かない。感情は交えない。ステップ5では、聞き手はひたすら聞くことを主にする。ステップ8・9はチャンスが与えられるまで待つ。なので先にステップ10が始まる。12でメッセージを運ぶ。

このステップのやり方で回復したなら、それでオーケーではないかと思います。AAには「ステップはこうやらなければならない」という決まりはありません。誰がどんな風にステップを解釈しようとそれは自由です。

ただ僕が違和感を感じるのは、これを『12のステップと12の伝統』という本に書いてあるやり方に従った「12&12のステップのやり方」と呼ぶことです。

12&12にそんなやり方書いてないじゃん、ということです。

実は僕も以前は「12&12のやり方」と呼んでいたのですが、名と体が違うのも良くないのでそう呼ぶのをやめました。では何と呼んでいるのか、といっても別に僕が命名権を持っているわけでもありません。

これを「日本の伝統的なやり方」と呼んでいる仲間がいました。伝統的というのはリスペクトを含んだうまい表現だと思います。しかし、ビッグブックのやり方のほうがより伝統的である、という横槍もありました。

名前にこだわっても仕方ないですが、違和感は残りますな。


2009年03月18日(水) なぜ逃げない

朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト
昼/焼き鳥弁当ミニ・ポテトサラダ(西友268+94)・野菜サラダ(コンビニ180)
夕/具なしインスタントラーメン
夜/ヨーグルト
53.1Kg, 11.5%

水色の掲示板で、アル中の奥さんがなぜ逃げなかったのか、という話が出ていました。

僕は去年離婚する前に、離婚経験者何人かに話をうかがいました。
皆さんに共通していたのは「離婚は結婚よりもエネルギーが要る」という言葉でした。そして実際その通りでした。離婚時の夫婦間の話し合いは消耗戦になりがちです。引っ越しもしなければなりません。家族構成も変わりますし、仕事が変わる場合もあるでしょう。疲れることばかりです。
そして心も傷つきます。離婚後僕にはカウンセリングが必要でした。

AAは本人だけの集まりですが、断酒会は夫婦での参加が基本です。
断酒会の人からこんな話を聞きました。
新人さんの奥様が、髪はぼさぼさ、服は薄汚れた様子でやって来られる。顔はこわばり、声は金切り声で酒をやめないダンナさんを怒鳴りつけてばかり。これではダンナさんも可哀想に「飲まなけりゃやってられない」だろうと、周囲に思わせてしまう奥さんです。一時期、母源病と言う言葉がありましたが、これなんか妻源病ではないかと。
でも、ダンナさんが酒をやめて2年、3年と経つと、奥様が穏やか、身ぎれいになって、「ああこれが奥さんの本来の姿で、ダンナの酒が奥さんをあのように狂わせていたのだ」とわかるのだそうです。

なぜアル中の奥さんが逃げなかったのか。それは、ダンナの酒で疲れ果てて、逃げる気力もエネルギーも失っていた、ということではないかと思います。飲んでいるダンナと暮らすのは大変ですが、それでも離婚よりはエネルギーが要らない。
・・・なので、酒をやめてしばらくしたら離婚されちゃった、という話もあるわけです。つまり、ダンナの断酒によって奥さんが離婚するエネルギーを取り戻したわけですな。


2009年03月17日(火) 近況

朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト
昼/6種のなんとか弁当
夕/チキンのトルティーヤ・おにぎり
夜/ケーキ少々
52.9Kg, 11.1%

お昼ご飯を買ってなかったのですが、急遽出張に行くことに決まった同僚が、お昼用に買っておいた弁当が不要になったとタダでくれました。この弁当はスーパーで昨夜買ったもの。賞味期限は数時間前に切れています。でも、彼を見習って僕も同じ事(スーパーで前夜に見切り品のお弁当購入)しているので、気にしないのであります。

長女の小学校卒業式で、養育係が写真をメールで送ってくれました。実は写真を撮り忘れて、撮ったビデオを再生したのを接写したもので、ピンぼけでした。
公文には真面目に通っているようです。
中学の入学式には有給休暇を取って行こうと思っています。

蓼科から東御へ向かうのに、いままでは立科で国道に突き当たって、そのまま直進して鹿曲側の右岸に出ていました。これをずっと続けてきたのです。しかし地図だと左岸の道のほうが広く描かれています。そこで初めて左岸を通ってみましたら、こちらのほうが道が広く快適でした。

ではなぜ、僕は狭くて通りにくい右岸の道ばかり走っていたのでしょうか。
それは最初にたまたまその道を選び、そちらを憶えたので毎回そちらを使っていたのです。最初に憶えたことが最善とは限らなくても、そのまま続けていってしまうことは良くあります。バカのひとつ覚えってやつですな(違うか)。

ステップのやり方にしてもそうで、最初に憶えたやり方に固執するあまり、他のやり方を頑として拒むのは回復とは言い難いです。
日本のAAの一部には「述べ伝え」などという言葉があって、口伝でいろいろなことが伝わっています。あるメンバーが「根拠不明な怪しい述べ伝えが多すぎる」と言っていました。僕はその人とは意見を異にすることが多いのですが、この点は賛成です。「述べ伝え」はAAの本質ではありません。

僕も最初に憶えたやり方に固執するのはやめて、後から道を歩く仲間のためにも、快適で広い道があれば切り替えていく頭の柔軟さを得たいと思います。


2009年03月16日(月) 自己責任でお願いします

夕/岩のりラーメン並(ラーメンショップ780)
夜/ケーキ少々
53.0Kg, 9.7%

とりあえずお酒がとまっていて、断酒会もAAも行きたくないのなら、行かなければいいだけの話じゃないか、と僕は思います。
行くも、行かないも、その人の人生であります。

ただ、行くにしても、行かないにしても、その決断は自己責任でお願いします、としか言いようがありません。自助グループに通わないでいて何年後かにスリップ(再飲酒)すれば、「ほら、やっぱり通わないから飲んじゃったんだよ」と言われる羽目になりますが、それも自分の選んだ道だと納得する覚悟は欲しいです。
同様に、通っていても飲んでしまえば「通っていてもなんにも役に立たなかったね」と言われる羽目になります。

だから「私は自助グループに通ってないけど、それでいいよね」みたいな事を言われても、そんな自己責任の問題に、「それでいい」とも「それではいけない」とも言いようがありません。

医者は、通院・抗酒剤・自助グループ通いが「断酒の三本柱」だと言います。それぞれに断酒継続に効果があるからこそ、そう言うのでしょう。そこで自助グループに通っていないと、「三本柱」と言われるたびに、なにか落ち着かない気分になるのかもしれません。でも「三本柱」と言っているのは医者なので、そう言われるのがが気に入らなければ、文句は医者に言って頂きたいです。

いずれにせよ、自分の人生の選択に、他者の承認など不要なはずです。


2009年03月15日(日) テクニシャン

朝/コーヒー
昼/ツルヤの串カツ×2・ボイルほたるいか・イカオクラ・五穀ごはん一膳
夕/焼きチキン
夜/ボイルほたるいかの残り・グレープフルーツジュース
51.9Kg, 9.1%

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・ツルヤの99円和風サラダ
昼/サラダ巻き弁当・野菜サラダ・ジンジャーエール(コンビニ)

またもや-1Kg。ハードな週末でした。

さて、視線をそらせて話をするのは相手に失礼なことです。
かといって、相手の目を見ながら話すのはちょっと怖いときもあります。とりわけ、精神的にめげている時や、こちらに落ち度があるときはなおさらです。
そんな時は相手の鼻を見て話せば大丈夫。
相手が自分の目を見て話しているのか、それとも鼻を見て話しているのか、判別できる人間はまずいません。

人間関係で心が緊張しているときには、体も緊張しています。
無意識のうちに呼吸が浅くなって、もっと酸素を取り込もうと息を吸おう、吸おうとします。吸ってばかりで吐く量が少ないと、さらに苦しくなり、心の緊張が増します。
そういう時は、意識的に息を吐けば大丈夫。
肺の中の空気を全部出すようなつもりでなるべくゆっくり息を吐きます。次はゆっくり吸います。これを続けて、呼吸が一分間に5〜6回になるまで繰り返します。すると、心の緊張も解けていることに気がつくはずです。
ときには2〜3回になるまで続けてみても良いかも。

なにも心を鍛えて強くする必要はありません。体が寒さに強くなるまで寒風摩擦を続けられれば最善でしょうけど、とりあえず寒ければ服を着増せばいいわけです。心の弱さもこういう小手先?のテクニックでカバーできるところはたくさんあります。

とはいえ、まずは「自分の心が弱い」ということを認められなければ、話が始まらないのですけど。


2009年03月14日(土) 週末の過ごし方

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/ミニやきとり丼(西友268)・野菜ジュース(ヤクルト105)
夕/チゲ&ミニビビンバ・ドリンクバー(ガスト1,069)
夜/チキンラーメンミニ
53.7Kg, 11.9%

朝/なし
昼/コーヒー・レトルトのハヤシライス・五穀ごはん一膳
夕/チキンのチーズ焼き・シェフサラダ・ドリンクバー(アフター)
夜/ハニーローストナッツ少々
52.7Kg, 10.8%

一日に1Kg変動することは、そうしょっちゅうありません。

Levono(レボノ)ではなく、Lenovo(レノボ)でした。はず〜。
「ボノボみたいですよね〜」と同僚にからかわれてしまいました。
でも Google で Levono と探すと、けっこうヒットしたりします。

土曜日のデパートの催事場に行ったのですが、既に午後6時半。
ホワイトデー用のプレゼントを陳列した棚は、どんどん片づけられつつあって、ゆっくり選んでいるヒマもありませんでした。

AAの委員会で少ししゃべったら、相手の話がひたすら長くなってしまいました。僕が「余計なことを言ったせい」でしょうね。
黙って見過ごしてはいけないこともあれば、余計な口を挟んではいけないこともある。「先ゆく仲間」と言われた人たちは、そのあんばいに苦労してきたのでしょう。良い年寄りになるのに必要な特性は「若い人が間違ったことを言っていても、にこやかに聞いてあげる能力」だそうです。伝統2の元老という言葉を思い出します。

若いメンバーが「メイド喫茶に行きたい」というので、一緒にパルコ近くのメイドカフェに行ってきました。夜におねーちゃんがお酒を飲ませてくれるお店に行くかわりに、昼間にメイドさんがコーヒーに「おいしくなる魔法」をかけてくれるお店に行くと思えば分かりやすいです。

ふと携帯電話を見ると、メールが着信しています。

「今日はこれから柊さんと、メイド喫茶に行きます」

・・・スポンサーに送るメールを、間違って僕に送ったようです。
まあ、何でもスポンサーに報告・連絡・相談することは良いことでしょう。
でも、僕が誘ったわけじゃないですからね。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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