心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年03月04日(水) リーダーシップ

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/しょうが焼き弁当・ハムマヨパン・ヌーダ
夕/焼きそば(ジャスコ)・コーヒー
夜/ツルヤの串団子×2本・ジャイアントコーン少々
計測なし

帰宅して見ると、炊飯器の明かりが点いています。
確かお仕掛けをしたのは月曜の晩だったような・・・、それからずっと保温ですか?
ごはんを2合炊いて全部冷凍するのが習慣なのですが、炊いたまま忘れてしまったようです。発酵してお酒に近づいている・・ということはなくて、乾燥してお米に戻りつつありました。でももう一度炊いてもご飯になりそうにないので、ゴミ箱直行。

普段行かないミーティング会場に行ってみました。
ステップ1未満、という感じでした。

リーダーという言葉があります。
英語の leader は lead する人。導く人。導き手。
指導者、というとなんか北の国みたいですけど、でもリーダーは指導者です。

伝統2には、私たちのリーダーはしもべであって支配はしない、とありますが、それはリーダーが不要だと言っているのとは違います。やっぱりAAにもリーダーは必要です。


2009年03月03日(火) 枯草熱

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/ハンバーグ弁当(580)
夕/ちらし寿司・みそ汁(エリンギ・ほうれん草・充填豆腐・もやし)・レタス
夜/柿ピー・ツルヤの串団子×1
53.7Kg, 11.9%

くそー、せっかく西友でお昼のお弁当を買っておいたのに。
おやつにツルヤの串団子を楽しみにしていたのに。
大好きなピンクグレープフルーツジュースをペットボトルに詰めておいたのに。
・・・出がけに忘れてきちゃいました。弁当なしです。

おまけに、途中でコンビニに立ち寄ったのに、弁当を忘れていることに気づかなかったものですから、弁当を買わずに少年サンデーだけ買って得々としていたのでした。

そんな自分が悔しい。あー、いらだつ。

とはいえ、そんなふうに一日の出だしで蹴躓いても、いらだちが30分か1時間ほどで収まるのがソーバーの良いところです。飲んでいたころは、腹立ちで一日が台無しになることもしばしばでした。一日をいらだちで台無しにするか、気分を切り替えるか、どちらにするか自分で決めればいいわけです。

さて、花粉症でマスクをしている人も増えてきましたが、幸い僕は花粉症になっていません。でも、ちゃんと花粉にアレルギーがありまして、子供のころ親の手伝いで梅林の下草(ブタクサやセイタカアワダチソウ)を刈らされたとき、あまりの花粉の量に涙が滂沱と流れて前が見えず、鎌で指を切ってしまったことがあります。
なので、きっと花粉の量さえ多ければ、僕も立派な花粉症になれます。決して免疫系が残念な人なのではありませぬ。

花粉症と呼ばれる前は、枯草熱と呼ばれていたようで、英語では hey fever のほうが通じが良いのだとか。ポーランドのSF作家、スタニスワフ・レムに『枯草熱』という一冊があり、花粉症の元宇宙飛行士が探偵となって捜査を進める話なのですが、花粉症のうっとうしさと、確率論的ミステリーのうっとうしさが相まって、印象深い小説でした。
サンリオSF文庫に収録されていましたが、いまは国書刊行会から立派な本で出ているようです。


2009年03月02日(月) ちょっとだけよ〜ん

朝/コーヒー・ヨーグルト・チーズ
昼/牛肉のしぐれ煮・串カツ・シルバーの照り焼き半身・サラダ・ごはん一膳(お弁当)
夕/串カツ・シルバーの照り焼き半身・サラダ・ごはん一膳
夜/アボガドチップス少々
53.7Kg, 11.9%

冷蔵庫のおかずが一気に増えてしまい、夕食だけでは食べきれないだろうと思って、初めてお弁当を作りました。家で食べているのと同じ量のごはんを盛ったのですが、お弁当としてみるとごはんが少ない感じです。コンビニ弁当のごはんは、ごはん一膳より量が多いのでしょうか。

1月
通常のミーティング:9
病院メッセージ:1
委員会:1
AAイベント:1
Skypeミーティング:2

2月
通常のミーティング:8
病院メッセージ:1
委員会:1
Skypeミーティング:1

だいたい週に2〜3晩をAAに費やしています。残業で遅れていくことも増えてきたので、あまり真面目にやっているとは言い難いのです。たとえ15分ほどしか参加できなくても、いつも見慣れた顔を見るだけでもずいぶん違います。

スピリチュアリティ(霊性)を、信頼感や一体性と表現した文章があります。

(1) 自分自身への信頼と一体感
(2) 周りの人への信頼と一体感
(3) 神への信頼と一体感

最後の神という言葉が嫌いなら、自然とでも宇宙とでも言い換えればいいでしょう。
これが失われるのが霊的な病気で、たとえばうつ病もそうです。自信を失い、周りの人から辛く当たられるばかりに思え、世の中を憎むわけです。
ミーティングで15分だけ仲間の顔を見るのは、(2)を取り戻すことだと思います。


2009年03月01日(日) カフェイン

夕/スパゲティ(残り物)・牛肉のしぐれ煮・サラダ
夜/柿の種・サラダ
計測無し

栄養ドリンクの成分表に無水カフェイン50mgとあるのを見て考えました。
これはコーヒー一杯より多いのか少ないのか。

インスタントのコーヒー一杯で約60mg。
ドリップコーヒーなら100~150mg程度。
お茶類は一杯30mg程度(抹茶は多く、玉露はコーヒーより多く、麦茶はゼロ)。
もちろん濃くいれるか、薄くいれるかで変わってきます。
コーラなどのカフェイン入り飲料は一瓶30~50mg。
眠気止めの錠剤で100~200mg。

栄養ドリンクのカフェインは他と比較してそれほど多くはないようです。

カフェインもアッパー系の薬物なので、覚醒剤と同じで依存や中毒が起こりえます。
例えばコーヒーを飲むと頭痛が治る人は、実は頭痛がカフェインの退薬症状だったりします。アル中さんが酒を一杯飲むと手の震えが止まるのと同じです。

コーヒーやお茶を飲まないと、体がだるかったり頭がぼんやりしたりする。不安になったり、気分が落ち込んだりする。これはカフェイン依存の症状だそうです。

現役アル中おじいちゃんの奥さん(おばあちゃん)が、お酒は飲まないものの、カップにインスタントコーヒーを大量に入れ、どろどろ粘性のある液体を飲んでいる話を聞いたとき、カフェイン依存も行き着くところまで行くとこうなるのか、と思いました。

コーヒーにはポリフェノールが含まれていて健康に良いなどと宣伝されていますが、健康に悪いからこそ昔から子供には飲ませない、それが人類の知恵です。カフェインの摂りすぎは骨粗鬆症や心臓発作を増やします。また女性の場合には老化を早めることが知られています。神経症やパニック発作がコーヒーをやめただけで治った話はたくさんあるそうですが、パニック発作持ちの人に勧めてもたいていコーヒーもタバコもやめませんね。アル中さんと同じで治りたくないらしい。

DSM-IVの物質依存の項にはカフェインはまだ含まれていませんが、次は入るかもしれません。

というわけで、本日ニ杯目のコーヒーをいれに行くのであります。以前は一杯だけだったのに増えてるんですよ。


2009年02月28日(土) 回復の自己責任

朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト
昼/フライ盛り合わせ弁当
夕/若鶏のグリル・ライス・野菜サラダ(ガスト)
52.9Kg, 10.9%

朝/コーヒー・レンジでチンする雑炊
昼/チャーシューメン
夕/シルバーの照り焼き・ごはん一膳
53.5Kg, 11.9%

朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト
昼/スパゲティ(ヨコイ風・粗挽きウィンナー・タマネギ・串カツ)・サラダ

もうずいぶん前の話になりますが、お世話になっている精神科医の先生の「21世紀は自己責任の時代でしょう」という言葉を思い出します。
病気の回復は本人の自己責任、という話です。
ここで病気になった責任と、病気から回復する責任は分けて考えるべきだと思います。

例えばアルコール依存症になった原因は、半分は遺伝(酒が飲める肝臓とビョーキの脳)、半分は環境(酒が溢れる世の中)のせいです。酒のせいでどんなヒドいことをしてきたにしても、「それは(精神の)病気だったから」という言葉で免罪にするしかありません。

でも回復は自己責任です。自分以外の誰かが自分を回復させてくれるわけじゃありません。酒のせいで惨めな暮らしになったとしても、そこでたくましく生きていくのは自分の責任です。

ACは病気ではないと言いますが、ACからの回復も自己責任です。
ACになった原因は「親」でしょう(遺伝もあるかもしれないけど)。「親が悪い」という言葉で、いままで自分がやらかしてきたことを免罪にするしかありません。

でも、AC性からの回復はAC本人の自己責任。親のせいで回復できないという泣き言は聞いてはいられません。親のせいで惨めな暮らしになったとしても、以下ry。

病気全般、インフルエンザでも、うつ病でも、糖尿病でも、同じことでしょう。
でも(依存症を含む)精神病の場合、本人が正気でない、という問題は残るんですけどね。正気で無い人に限って「自分は正気だ」と言い、大丈夫で無い人に限って「俺は大丈夫だ」と言うので困るわけです。


2009年02月26日(木) Eat and Run

朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト
昼/太巻き弁当(西友)
夕/ポークカレー200g・ビーフカツ・野菜サラダ(CoCo壱番屋)
夜/チキンラーメンミニ
53.1Kg, 11.4%

朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト
昼/レディースランチ(サラダ・パスタ・デザート・コーヒー)
夕/かっぱ寿司(6皿)
夜/チキンラーメンミニ
52.6Kg, 10.2%

CoCo壱番屋の「ビーフカツカレー」は、ビーフカレー+トンカツではなく、ポークカレー+ビーフカツであることを初めて知りました。

翌日はかっぱ寿司で夕食をしたためておりました。
ひとりぼっちなのでカウンター席です。
上流を見ると、隣の席で女性が一人で黙々と寿司を食べています。なんとなしに彼女が積み上げた皿を数えると、12枚ありました。
(そう太めでもないのに、若い女性が12枚とは、ちょっと多いかも)
と思いながら、こちらも黙々と寿司を食べました。

タッチパネルで焼きサーモンとイカオクラ軍艦を頼んで、ふと気が付くと隣の女性は荷物ごと姿を消していました。カウンターの上にはレシートが置かれたまま。
どうやら食い逃げだったようです。


2009年02月24日(火) 大学の思い出

夕/牛丼並(吉野屋380)
夜/チキンラーメンミニ
計測無し

コンビニ弁当が400円以下になってきた昨今、牛丼380円の価格訴求力は弱まった感じがします。こうしてデフレが始まっていくのでしょうか。

僕が上京したのは1982年。アパートではなく、下宿でした。大学から電車で10分、そこからバスで10分。徒歩5分。なんでそんな不便な場所になったかというと、アパート探しが3月30日になってしまい、良い物件が無くなっていたからです。

低所得者向けの学生寮には入れるはずだとか、そうでなくてもアパート探しは合格発表の後でなどと言っているうちに、そんな日付になってしまったのでした。

下宿なのですが、食事の賄いはすでにやめてしまっていて自炊。広さは4畳半で、トイレと炊事場は共同。風呂は銭湯。仕送り6万円のうち2万円がその家賃。奨学金をもらいましたが、購入したパソコンの月賦にあてられました。パソコン本体と白黒モニタとプリンターと5インチのフロッピードライブで70万円を超しました。

タバコを諦めてフロッピーディスク購入、昼食を抜いて文庫本購入、という感じでした。

下宿は某六大学の野球部の練習場に近く、その部員の人たちが多数でした。あと中央大の法学部の人たち、なぜか青学。同じ市内にある僕の大学の人は誰もいませんでした。

仕送りじゃ足りないのでソフト開発のアルバイトをはじめ、いつの間にかそちらが本業になり、そして今でも本業であります。大学に何を学びに行ったのかよくわかりません。

とにかく留年や中途退学の多い学科で、毎年1割ほどの学生が脱落していき、4年で卒業するのは5割余り。現在は若干改善されているようですけど。

今から考えると「卒業できない条件」ばかりそろっていたような気もします。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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