心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年09月04日(金) 8月が終わって戦争について考える

あーりーめー、またかよ。
押し出し、押し出し、ホームランじゃ試合にならんぞ!
しかし西武が負けたのでそれも帳消しか。
これからは楽天の勝利よりも、西武の負けを期待しようか。
他人の不幸を願う戦略というやつです。

話は変わって、好き嫌いの問題で言えば、僕は反戦を声高に叫ぶ人が嫌いです。
アフガニスタンの時もそうだし、朝鮮半島がきな臭くなった時もそうですが、軍事衝突が現実に見えてきたときだけ、まさに「にわかに」という感じで表れ、ともかく戦争だけはやめろと声がデカイ人たちが嫌いなのです。

それはまるで、生徒の校内暴力に悩む校長が、あるいは息子の家庭内暴力に悩む父親が「ともかく警察を呼ぶのだけは避けたい」と言っているのに似ているからです。戦争さえ避けられれば問題がなくなるかのようです。

戦争が終わった日本に各国から援助があって復興したように、戦争が終わったアフガニスタンにも復興援助が続いています。日本も参加していますし、その費用はもちろん日本の税金から出ています。今後何十年とかかるでしょう。
そういう関与をやめてしまうと、ソマリアみたいになってしまうわけです。

戦争というのは問題解決の一つの手段です。その手段に反対しても問題はなくなりません。平和なとき(それは平和に見えているだけなのですが)に問題を地道に解決する努力が必要です。

そんなわけで、僕は駅前でマイクを握って戦争反対と叫んでいる人は好きになれません。それよりも、アフリカで井戸の掘り方を教えて回っている人を尊敬するのです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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