心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年08月26日(水) ぶしゅ

月に一回の本社勤務日。
経費の精算、業務報告、それから関係者が集まって会議。
それから、顔の見えない電話や、記録に残ってしまうメールではできないうわさ話がいろいろ。

帰りに八王子駅のホームで駅そばを食べました。支払いはsuica。
コンビニや高速道路の売店で買い物することが多かった頃はedyを使っていたのですが、最近は鉄道利用が多いのでsuicaを使うことにしました。僕の携帯はFelicaの機能がないので、プラスチックカードが何枚も財布に入っているのです。

八王子駅のコンコースにはケーキなどを売っているお店が入っているのですが、これがマンスリー・スイーツという名前で、月替わりでお店が替わる仕組みになっています。

どこの店でもおみやげ用にケーキなどを買うと、保冷剤を一緒に入れてくれます。保冷剤の量を決めるため帰宅までの時間を聞かれます。ここで正直に「自宅まで3時間」などと答えてはいけないのです。どうやら保冷剤はせいぜい2時間しか持たないようで、店によっては1時間というところもあります。決められた時間を超えていると、店員さんも困ってしまいます。
そこでこちらは、「1時間か2時間かなぁ。あ、ちょっと多めに入れといてくださいね」などとごまかす作戦に出ます。

ただ一度大きく失敗したことがあります。あれは「雪うさぎ」という名前だったか。
僕はその大福の中身はホイップクリームだと思ったのですが、実はアイスクリームだったのです。いくら保冷剤が入っていても、3時間後には中身が融けて「たぷんたぷん」という感触の物体になってしまい、かじりつくと、まるでスライムに剣を突き立てたように「ぶしゅ」っと溶けたアイスが流れ出てくるのでした。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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