心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年08月19日(水) ぐつぐつ

54.7Kg, 10.0%
晴れ

便秘っぴ。

煮詰まっていたので、前のホームグループのミーティングに行ってみました。
ある人と話をしていて、肝臓の数値がなかなか下がらないと聞いたので、それは睡眠薬や安定剤の副作用だろうと言いました。安定剤を多めに使っている人には独特の雰囲気があります。抗酒剤にも肝臓の数値を高止まりさせる副作用があります。
ただ、精神科医が何年も薬を処方し続けるにはそれなりの理由があるので、素人がむやみにやめろとは言えず、医者に相談してくださいと助言するのがせいぜいです。

ミーティング後に東京から久しぶりに来た人と立ち話をしました。
僕らの来た頃には、AAは本当に酷い状態の連中ばかりでした。退院後にほうっておけば一ヶ月もしないうちに飲み始めて当然で、だからこそ毎日のミーティングが当たり前、仕事より断酒優先というのも理にかなった助言でした。
その後、この病気も早期発見早期治療とか、「底付きの底を浅くする」とか言われ、いろんな人の努力で、それほど酷くなっていない人たちもAAに来るようになりました。おかげで、早めに断酒できる人たちも増えました。
彼らは月に数回程度のミーティングでも十分飲まないでいられるし、AAを離れてもすぐに飲むわけじゃありません。(将来はともかく)彼らが現在困っていない以上、僕らにできることはない、という話をしました。

それから、田舎ではAAと断酒会を掛け持ちするのが当然なんだよね、という話もしました。片方だけにしたくても、回数が少ないのですから。

何年かぶりにミーティングに戻ってきた仲間に、「ステップをやる正式なスポンサーが見つかるまで臨時のスポンサーをやろうか?」と聞いたら、Yesという答えだったので、やることになりました。木曜日に行くミーティングが近くにない、というので保健所に電話してたずねたら、隣町で断酒会の例会があるので、それを紹介しておきました。
会長さんの名前は僕が退院したころと変わっていないようでした。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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