心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年08月18日(火) ACの親として?

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晴れ

あ、いかんいかん、雑記を書いてなかった。

ACというのは成人した人のことだから、僕の子供はまだACではないわけだ。
まあそれはともかく、「アルコール依存症の親を持った子供」の親として(つまり依存症本人として)、子供のために特別何かできるでしょうか?
答えはたぶん「何もない」でしょう。

子供の問題は子供の問題であり、親の問題とは違います。人様の問題に首を突っ込んで結果が良かったためしはありません。つまり、親だから子供の問題を代理解決できるわけじゃありません。よく言われるように、子供は子供のハイヤーパワーが何とかしてくれるのであって、親のハイヤーパワーに代理は務まりません。

ただ今は依存症じゃない人たちでさえ、子供に何が出来るか悩んでしまう時代です。そういう意味ではフツーの親としてやるべきことはたくさんあるでしょう。

女に生まれるのが不幸な時代がありました。今でもそうかも知れませんが、それはともかく。「私は女に生まれたかったわけじゃない」と言ってみたところで、誰も責任を取ってはくれません。女に生まれたからには、女としての幸せを求めて生きるしかない。ACもしかりです。

親としては、回復に努める自分の姿を見せるぐらいのものでしょう。

それから、依存症は遺伝の要素が大きい病気ですから、子供が依存症になる確率は高いし、子供がならなけりゃ孫に出たりします。回復の資源を次世代に残すのも、親としての役割でありましょうな。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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