心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年05月09日(土) 田植え

52.8Kg, 9.8%

雨がちの天気が続いて心配していたのですが、田植えの日は無事晴れ上がりました。稲刈りと違って田植えは雨でも支障は少ないものの、やはり晴れてくれたほうが嬉しいものです。
兄が使う田植機は中古をタダでもらったもので調子が悪く、毎度トラブルを起こしてくれます。無事動いてくれるのか心配でしたが、今回は兄が3日前に整備をしていたので順調でした。
自家消費用だけの耕作なので午前中だけで終わりました。しかし、お昼を食べてすぐに帰れるわけもなく、午後は母の相手をするのが大変で、田植えそのものよりそちらのほうが疲れたかも知れません。(早めに帰ると、母は「せっかく来たのにろくに話もしていかない」とグチグチうるさいのです)。

さて話は変わって。
僕がたまにスポンシーに話すことのひとつに「苦しみは自分の心の中にしかない」ということがあります。
確かに世の中には良いことも悪いことも、正義も不正義も起こります。どちらかと言えば悪いことの方が多いような気がします。しかし、世の中に遍在する不幸せや苦しみに自分が巻き込まれて不幸になっている、と考えるのは間違いだと思います。
あるいは誰かのせいで苦しんでいるのだというのも同様です。
自分は状況の犠牲者なのだ、という甘美な自己憐憫に浸るのは、あまり生産的でないと思います。

エイブラハム・リンカーンは People are as happy as they make up their minds to be という言葉を残しました。人は自分が心の中で選んだだけの幸せを手にする、とでも訳すのでしょうか。
変えられない状況を受け入れて心の中に幸せを作り出すのもいいし、変えられないと思いこんでいた状況を変えるために決心をするのもいいし。いずれにせよ、幸せ不幸せは自分の心が決めるものなのであります。

世の中には不幸を好み、不幸を愛しているとしか思えない人がたくさんいます。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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