心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年04月14日(火) 下り坂・回復

朝/コーヒー・トースト・ヨーグルト・チーズ
昼/エビとタラの芽の天ぷら弁当・生野菜サラダ・オレンジジュース500ml
夕/トマトとあさりのカレー・生野菜サラダ(CoCo壱番屋)
夜/せんべい×3
53.7Kg, 11.2%

夜中に車を運転して帰ってくると、冬の寒い時期よりトラックが増えていることに気がつきます。これは物流の回復を示しており、明るい指標です。設備関係の営業さんに聞くと、引き合いも一時期より増えているそうです。ただ、これは新年度になって新予算を使えるようになったからかも知れません。

アメリカの経済学者が「良い指標の出現も、急激な悪化のペースが緩んだことを示すだけで、回復の兆しとは言えない」とネガティブな発言をしています。おまけに、今のアメリカの現状は「日本の『失われた10年』より悪い」などと言っています。
これからアメリカの「失われた20年」につき合わされたら、たまったものではありません。小浜君がんばってくれぃ。

ラジオのリスナーが、気象予報士に「天気は下り坂とは言うが、上り坂とは言わない」と意見を寄せていました。確かに天気予報で上り坂という言葉を聞いたことがありません。天気が「回復する」という言葉を使うのだそうです。

景気にしても、天気にしても、また依存症にしても、悪くなるときは「下り坂」、良くなるときは「回復」なのでしょうか。

ただ依存症について言えば、英語の recovery を「回復」と訳したことが誤解の原因になったのではないかと思います。「回復」は、景気や天気のように下る前の状態に戻ることを示すのではなく、下る原因を取り除いていく課程だからです。
景気や天気は循環し、良くなってもまた下り坂があるものですが、依存症で定期的に「どん底」がやってきたのではたまらないからです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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