心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年03月31日(火) 覆面パト

朝/コーヒー・トースト・チーズ
昼/山菜天ぷら丼(西友240)・ジュース500ml
夕/トマトとアサリのカレー(ごはん200g・CoCo壱番屋780)
夜/ちっちゃいどん兵衛
53.6Kg, 11.1%

先週の京都大阪からの帰り道は、営業部長の車に乗せてもらいました。
最初は部長がハンドルを握っていました。
「ああいう車が覆面パトなんですよ」
と教えられました。見ると、古いクラウンで、後ろのガラスにスモークが張ってあります。部長は覆面を追い越さず、後ろにつけました。よく見ればルームミラーが二段重ねになっていて、助手席の警官からも後ろが見られるようになっています。
だが、それ以外に特徴はありません。だから部長がそれを見分けられるのは、日々営業車で移動を続けるなかで「覆面パトを見分ける独特の嗅覚」を身につけたおかげ、とでも言いましょうか。

途中で僕が運転を代わりました。
部長はノートパソコンを取り出してメールのチェックを始めましたが、ときおりちらりと前を眺めます。そして突然、
「あの車、怪しい」
と言いました。古い車が走行車線をゆっくりと走っています。乗員は2名。でもスモークは張ってありません。それでも追い越さずに後ろにつけて様子を見ることにしました。
制限速度+20Km/h+αで追い越していく車があっても、特に反応はありません。心配のしすぎだと思って追い越し車線に出ようとすると、後ろから初心者マークの車が追い越していきました。すると、覆面パトの背中に赤い旋回灯が生え、可哀想な初心者マークに襲いかかりました。県境も近づいています。たいした獲物じゃなくても、着実に成果をものにしたかったのでしょう。

初心者マークは後ろにパトカーがついたことに気がつきませんでした。後ろに覆面を従えたまま、パーキングを過ぎ、チェーン着脱所も過ぎ・・。結局登坂車線の途中で無理無理止められていました。あと数キロ逃げ切れば県境だったのに。

僕は一度だけスピード違反で捕まったことがあります。しかし、覆面パトでなく、白黒の普通のパトカーだったところが恥ずかしい。反則金3万円でした。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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