心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年03月08日(日) 犬に負ける

夜/ハニーローストピーナッツ少々

朝/なし
昼/コーヒー・インスタントラーメン(キャベツともやし)
おやつ/ジャイアントコーン少々・コアラのマーチ小袋×1・ジュース
夕/チャーハン(卵・豚肉・ミックスベジタブル)・インスタントみそ汁
夜/ハニーローストピーナッツ少々
53.9Kg, 12.0%

日曜日は、マンガを飲みつつ、スナック菓子をぽりぽり、ジュースを飲んで、またゴロゴロの一日でした。

ちょうど1年前のこの頃から、前妻との離婚の話が本格化したのでした。
僕の当初のスタンスは、なにがなんでも離婚ではなく、「僕はこの家を出て行き二度と戻らない。でも君が子供を連れてついてくるなら、一生面倒を見るよ」というものでした。
4月の親族会議の席で前妻が「私は親のいるこの家に残る」と言い出したので、その後は100%離婚を前提とした話になっていきました。
その後になって、周囲の説得のせいか、彼女が「やっぱり子供と一緒について行く」と言い出しました。こちらとしては「何を今さら」と気持ちであるものの、そう無碍にもできないので話を聞くことにしました。すると彼女は「ペットも連れて行けるなら」と条件を付けたのです。

当時はビーグル犬、雑種の猫、モルモット、ハムスターを一匹ずつ飼っていました。それを連れて行けというのだから、無茶な話です。それでも不動産屋で探してみると、全物件の一割ほどは「ペット相談可」と表示があるものの、実際に相談してみると「そんなにたくさんは無理です」と断られてばかりでした。

OKな物件もあるのですが、僕の薄給ではまかなえない家賃だとか、すごい田舎だとか、難があるものばかりです。ペットのことさえこだわらなければ、子供の学校も変えずに済むのに・・。それでも彼女はペットにこだわり、あまつさえ新しくもう一匹飼うと言い出しました。

「買っても良いが、そのかわり離婚届にはんこをついてくれ」

彼女はロングコートチワワを買い、その晩にはんこをつきました。僕は自分一人で住むためのアパートを探しに不動産屋に行き、今度はすんなり決まりました。

その後、モルモットとハムスターは寿命を迎え、ビーグル犬は散歩が面倒だからと言う理由で安曇野の愛犬家に譲り渡されたそうです。犬にとってもその方が良かったのでしょう。
今でも彼女は、子供二人と雑種の猫と室内犬チワワと一緒に、一年前と大して変わらない生活を続けているようです。きっと彼女の心の中では「ダンナがわがままを言って勝手に出て行った」ということになっているのでしょう。

・・・まあ犬に負けた恨み節なんですけど。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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