心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年02月04日(水) わかっちゃいるけど、やめられない

夕/牛丼並・サラダ・みそ汁(すき家)
夜/朝鮮人参と鶏の水炊きの残り・チョコ少々・ポテトチップス少々
計測無し
朝/コーヒー・トースト・チーズ・ヨーグルト・野菜サラダ
昼/細巻き・おにぎり・サラダ

ニュースを見ていると、雇用を守って一時帰休(賃金カット)を選択する企業と、賃金を守って人員削減をする企業に分かれてきた感じがします。
景気がV字回復すると予想する人はほとんどいなくなりました。2年後あたりに緩やかに回復が始まるにしても、へたをするともっと遅くなるかも知れません。

1929年の世界恐慌の後、アメリカを含む各国は、自国の産業を守る保護主義政策に傾きました。これが国際貿易を減速させ、景気回復の足を何年も引っ張りました。大統領がルーズベルトに変わってニューディール政策が実行されるまでそれが続きました。
その長い底なしの不景気のなかからAAが誕生したわけです。

日本から中古車をせっせと買っていたロシアが、自国の自動車産業保護のために、関税を引き上げました。アメリカはビッグ・スリー救済のために巨額の資金注入、イギリスも同様です。

二日酔いになるとわかっていても今夜飲まずにいられない、のと同じで、将来苦しくなるとわかっていても保護主義政策はやらずにおれない、のかもしれません。明日の欠勤よりも、いまの禁断症状をなんとかしたくなるわけです。そうして不景気が長引くと戦争が増えるわけです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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