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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年11月26日(水) 主人在宅ストレス症候群 昼/味噌カツ弁当(コンビニ)
夕/焼肉ライスバーガー・スパイシーチリドッグ・オニポテセット・ホットウーロン
夜/レンジで温めるちゃんぽん・チーズケーキ
54.0Kg, 11.4%
54キロ台。これだけ食べれば当然の結果。お腹がパンパンです。
あるメールマガジンを読んでいたら、いのちの電話の公開講座で
「主人在宅ストレス症候群」
という言葉を見つけました。
亭主元気で留守がいい、とは聞きますが、亭主在宅だとストレスで病気になってしまうとは・・・。
2007年問題というのがあります。団塊の世代の定年退職が始まった年です。
ベビーブーマーたちが一斉に定年退職を始めると・・・、例えば職場で技能を持った人が少なくなって、仕事が立ちゆかなくなったりします。
講座の案内には「毎日家にゴロゴロしている夫の姿に妻はストレスを覚え、お互いがいまさら以上に性格の違いを嘆く」とあります。
そもそも定年に達する前に、夫と距離をおきたい主婦が増えているのだとか。
博報堂の調査では、「夫婦一緒の時間充実させたい」と思う夫が増えている一方、そう思っている妻は激減中だそうです。いちばん充実させたいのは、夫は「妻と一緒の時間」、対して妻は「プライベートな時間」。「どんなことがあっても離婚しない方がいい」と思っている妻も激減中。
電通の調査でも、夫が愛情を持とうとしても、妻は無関心、という結果が出ています。
公開講座を批判するわけじゃないんですけど、定年に達する前に、時間をかけて夫婦の解決しておくことが必要で、いざ病気の症状に出てきてから対処しようとしても、そううまくいかないのじゃないかと思います。・・と離婚した僕が言っても説得力ないか。
でも、ダンナの稼得能力という「糊」があるうちに、やるべきでしょう。
ネクタイアル中だと、仕事があるおかげで酒量が制限されたり、連続飲酒にならずにすんでいることがあります。これが定年退職してしまうと、仕事という歯止めを失い、張り合いもなくなり、時間と退職金だけはたくさんある、というアル中本人にとっては夢のような・・いや悪夢のような環境が手に入ります。
実際病院には、定年退職後1〜2年で最初の入院という方が結構な数いらっしゃいます。これが2007年問題によって一気に増えていく、というのがアルコール依存症2007年問題であります。
もちろんこれも、定年退職を待たずに早めに時間をかけて対処していくべきで、退職後の底付きは致命傷であったりします。生命保険ももらえる額が10分の1になっていたりして、奥さんもうれしくなかったりして。
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