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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年11月08日(土) ツー・ステップ・サービス活動 昼/和風弁当(コンビニ)
夕/牛焼肉定食(松屋)
夜/バナナ・チーズ
朝/コーヒー
昼/カップラーメン(野菜タンメン)
おやつ/パインブロックカット
夕/回転寿司(8皿)
夜/バナナ・チーズ
53.0Kg, 10.4%
朝・昼/コーヒー・スパゲティ(野菜クリーム)・ツルヤの99円サラダ
夕/エビフライ・メンチカツ・うず玉フライ・アサリのみそ汁・ツルヤの99円サラダ
夜/カレーうどん
52.5Kg, 11.4%
朝/コーヒー・トースト・チーズ・メンチカツ(昨夜の残り)
雑記をサボると食事の記録が長くなってしまいます。さて、3日ぶりの雑記なので少々気合いを入れて?参りましょう。
こと回復の現場においては、自分の世話をするより、人の世話をしていたほうが楽です。
たとえば子供が不登校になってしまった場合、たいてい問題は親、とくにお父さんにあるわけです。「原因がお父さんだから、お父さん自分の問題を見つめ直してください」と言われるのがお父さんにとって一番辛いわけです。そこから逃避して、一生懸命子供の世話をしてみたり、あるいは母親に押しつけて自分は仕事にかまけてみたりします。
自助グループでも、自分の回復をしているより、人の回復を手助けしていたほうが楽です。例えばステップ4・5(棚卸し)でも、人のステップ5をいくらたくさん聞いても自分は回復しません。自分が4の表を書き、5で人に話さないと「自分が」回復しません。スポンサーシップはスポンシーを回復させるけれど、スポンサーは回復しないのです。
自分の回復より、人の世話を焼いているほうが楽だから、ついつい易きに流れてしまうのです。人から褒められたり、感謝されたりする機会も増えて、回復したような気にさせられるのも、世話焼きの魔力です。実は回復してないのにね。
さて、AAのサービス活動は、ステップ12の一環です。サービスというのは、日本語にすれば「奉仕」です。つまり、人の世話焼きです。
AAのサービス活動をやって「忙しい、大変だ」といっている人は、実は人の世話焼きに充実感を感じてしまう困ったちゃんたちです。自分がステップに取り組んでいる時間を削って、サービスをするのは、そのほうが回復作業にくらべて、楽で楽しからに他なりません。
「人の世話はいいから、自分の問題に取り組んでいなさい」と言われるのが、こういう人たちにとって一番辛いのです。ツー・ステップに陥りやすい、それがサービス活動のわなです。
というわけで、僕も地元の委員会で来年の役割を仰せつかってしまった「困ったちゃん」の一人なのであります。
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