ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年07月05日(水) ブログに思う どこのとは言いませんが、とあるブログを久しぶりに覗きに行ったら・・・ちょっとびっくりしました。
無くなっていたとか、更新が止まっていても、そんなに驚きはしなかったでしょう。
そこには amazon.co.jp へのリンクが張られ、リンク先の紹介文を読むと、どうやらブログの内容が本になったようでした。そしてブログの以前の記事はごっそり削除されていました。
「まだ、読んでなかったのにぃ!」
そりゃ本の内容は、ブログの中身に手を入れたものであって、基本的には同じものでしょう。本は有料で提供し、ブログは無料で見せていたら、そりゃみんなブログを読むでしょうね。
削除したのが作者ご本人の考えなのか、それとも出版社の指示なのかは分かりませんが、なんだか「げんなり」してしまって、ブックマークから削除してしまいました。
コンテンツの所有権はご本人が持っているのでしょうから、削除しようが、本にして売ろうがご自由であります。Webの内容が好評で、本になったよという話はいくつか知っています。本と同じ内容はWebからは削除した例も見ましたし、そのまま残してある例も見ました。
そのまま残してあれば「太っ腹だなぁ」と思うのですし、削除したのを見れば「ケツの穴のちっちぇー奴」と思うのであります。
例えばあなたが、久しぶりに「心の家路」でも見るかとこのページを開いてみたとします。でもそこには、「好評でしたので、心の家路が本になりました。買ってね」と amazon へのリンクが張ってあるのを見たとします。そして、ページがごっそり削られているとなると・・・。
たぶん「おいおい、ひいらぎ、何を勘違いしてるんだよ」とツッコミたくなるんじゃないですかねぇ。それとも、何か嫌なものでも見たような気がして、お気に入りリストから「家路」を削除して忘れてしまうことに決めるのかも知れません。
「ちょっとヒマつぶしに見てみるか」と「金を払ってでも読みたい」の間には、深くて大きい川があるのであります。本にしただけで金を払う価値が出るわけじゃありません。まあ、タダで読めなかった腹いせを書いているだけですが。
関係ないですけど、ハリー・ポッターは最終巻で死んでしまうとか。でも映画では死ななかったりして。
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