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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年06月19日(月) 暑い 職場はエアコンが稼働していないこともないのですが、暑いです。
最上階(といっても3階)に位置していて太陽の熱をもろにくらうのと、中でパソコンが多数動いているのが原因でしょうか。
パソコンも、人間がホームページを見たりワープロを打ったりという間欠的な使い方ではなく、始終CPUメーターが振り切れるような使い方をしていると、熱風発生器になります。
土日も自宅でビデオの再エンコードをやっていたのですが、CPU利用率100%で何時間も使っていると、ラジエータから熱が立ち上り、人間のほうは早くも夏ばてでうんざりと言った感じです。
空調服 を作っている会社が、株式会社空調服という名前 になり、今年は 空調ベッドも発売 するのだとか。
空調服というのは、単純に言えば服に空気ファンを取り付け、外部から服の中に空気を送り込むだけの仕掛けであります。これによって汗が蒸発して「裸でいるより涼しく」なると言います。何よりも毎日8時間使っても、月の電気代が数十円ですむところがエコロジーであります。その開発にあたっては、ファンの耐久性だとか、取り外して選択可能にだとか苦労があったといいます
もともとこの会社の社長さんは、某メーカーのブラウン管技術者。ところが、東南アジアの現地ブラウン管工場へ出向いた際に、空調のない中皆が汗だくで仕事をしているのを見たのだそうです。この人たちが経済成長をして、全員がエアコンを使うようになったら、大変なエネルギー危機になるに違いない、と考えて、エネルギー消費の少ない空調システムを考えたのだそうであります。
服に付けた場合は、ニッケル水素の充電式乾電池がエネルギー源、なのでポケットにいつも電池パックです。デスクワーカー向けにパソコンのUSBから電源を取るキットもあります。汗くさいにおいというのは、服に付いた汗の水分の中で雑菌が繁殖するにおいなのだとか。なので、汗をすぐに蒸発させてしまう空調服だと、汗くさくはなりません。
人間が汗をかくときは働くとき・・・なので、空調服の最初のデザインは工場用の作業服でありました。が、なかなか導入が進まないのは、すでに工場で使っている制服と同じデザインでないと採用されないという理由なのだとか。なんだか、日本の製造業の硬直化を感じさせる話であります。
今年はワイシャツ型や女性用ブラウス型も出るそうです。
面白いのは、この服を着ると体温が下がるのかと思いきや、逆に体温は上がるのだとか。体を冷やすと脳が寒くなったと判断して保温しようとする、という説があります。ひょっとするとカロリー消費を増やしてダイエットの効果がある(かもしれないし、ないかもしれない)。
空調服を着たまま寝ると、体が冷えすぎて風邪をひく・・・ので、考えられたのが服の代わりに、シーツの下に送風する空調ベッド。ベッドと言っても単にベッドの上に置くものですから、我が家のように畳の上に布団を敷いている生活でも使える(といいな)。
じゃ、さっそく買ってみよう、というにはちょっと高いんですよね。だれか人柱になりませんか?
働いていないけど暑いんですよね。
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