心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年06月08日(木) 長期戦?

AAにつながってから覚えた日本語があります。
ソブラエティとかそういう難しい英語じゃなくて。

たとえば「肝胆相照らす」かんたんあいてらす。

もちろん正直は美徳であるわけですが、正直も場所と相手を選びます。特に、下半身のことを話すときは選ばなければなりません。あ、いや窓から小便していたとかそういう話は病院でも話せますけど。台所の流しにしていたとか。ペットボトルとか。
何の話でしたっけ。
まともかく、「この話はだれ相手にでも話せることではない」ということは、聞いているだけで分かることであります。それを話してくれたと言うことは、自分のことを(自分のソブラエティを)信頼してくれたということでもあります。たまたま同性だけが集まったミーティングでは深い分かち合いが行われるときがあります。
具体的に相手の話したことは忘れちゃうことが多いのですが、信頼感は後々まで残ります。

「信頼を紐帯とした共同体」なんてのもあったな。

要するに厳しい掟によって成立している共同体ではないよという意味らしいです。
信頼には信頼で応えてください、とは委員会などで名簿を作るときに添えられる言葉であります。

映画『マイ・ネーム・イズ・ジョー』を見ているのですが、主人公ジョーの言葉に One day at a time がでてきます(今のところ2回)、字幕は「俺は長期戦を覚悟した」というのと「焦るな長期戦だ」でありました。
千里の道も一歩からってやつでしょうか。

ちなみ12のステップは、あいかわらず「12段階のプログラム」であります。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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