Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 武器?

 比べるのが 間違ってるけれど。


 今、私の心の師匠?のCDを聴いてる。

 1/10に公開になった映画のサントラ。

 この全曲の作曲、打ち込み、オーケストレーションを担当したらしい。

 
 20曲くらい入ってる。

 これを制作中も、話をしていたけれど、

 ほんの数週間で仕上げたみたいだった。

 
 どうして こんなすごいオーケストレーションが出来るんだろ・・・。

 弦アレンジが特に素晴らしい。

 確かな理論的裏打ちがあって、自然で、

 映画の意図をきちんと捉えてて、

 でも 音楽だけが出しゃばらない。

 (↑たぶん。。まだ本編観に行ってないケド^^;)


 この曲数、草稿作るだけで大変だろうに、

 オーケストレーションして、スコアを出して、

 シンセパートは打ち込んで、

 ミュージシャン達に指示して、ミックスダウン前まで持っていくのに、

 ほんの数週間。下手したら、10日くらいじゃなかったっけな。。


 何で、こんなスゴイ事が、一人の人に出来ちゃうんだろう・・・。


 素敵な音を打ち込む為には、

 おびただしい数の、機材の研究をしなくちゃならない。

 素敵なアレンジをするためには、

 管弦楽法や楽典、和声法などを知ってなきゃならない。

 膨大な管弦楽曲をつぶさに研究してなきゃこうはならない。

 劇伴をするには、
 
 洋画や邦画を沢山研究してなきゃならない。


 一人の人間が、こんなに沢山の事を 成し遂げられるのって

 信じられないんだ・・・・・


 どんなに頑張っても、

 才能の限界、っていうのが あるんだろうか。

 その人には、やっぱり 世に出るべき才能があって、

 私には、それが ないんだろうか・・・、


 と 弱気になるんだけれど


 その人は、言ってくれる。

 「人はそれぞれ、色んな役割を担って 生まれて来るんだけれど

  誰にでも、世に出る才能、がある、とは やっぱり言わない。

  でも、君は 上っていける才能が あると思うよ」


 私の武器って・・・・・・・・

 何???????


 今持ってる武器の量は、
 
 その人が100%とすると 10%も行っているだろうか・・・。


 私は32歳。その人は45歳。

 でも、32歳の時のその人の武器は、

 もっと磨かれていたり、沢山アイテムを持っていたんじゃないかと思う。


 比べるのが間違ってるかもしれないけど。


 こう歴然と 力の差を見せ付けられちゃうと、

 悔しくて、悲しくて、何をしていいかわからなくなる。


 つたない、微力ながらの 私の 今 出来る事は・・・・・・


 ○癒し系のソプラノヴォーカル
   普通の音域は出ないけど、五線の上、がかなりクリアに出る

 ○一流まではいかないけど、歌心、人を惹きつける魅力のある
  クラシックピアノ
  ・・・いや、恥ずかしいんだけど、沢山の人に言われるので
  とりあえず書いてみる^^;

 ○形にはなってないけど、こうしたい、という思いはある
  ジャズ、ポピュラーピアノ

 ○キャッチーなメロディーで作曲出来る

 ○薄いけれど すっきり綺麗なアレンジが出来る
 
 ○絶対音感、耳コピー力は たぶんピカイチの方かな?
   伊東たけしさんのアルバムのお手伝い等をさせてもらった経験から。。

 ○人柄がいい・・・・・らしい
   自分では全然そう思わないけど、
   沢山の人に、そう言われるので、とりあえず書いておこう。


 出来ない事、を 並べるのは 今日はやめておく。

 膨大で、嫌になるから。。


 こんな ちっぽけな事だけれど、

 ないアイテムを 増やそうとするより、

 既に 持っている物を 磨いた方が、近道。


 かな? たぶん。

2004年01月20日(火)



 ゆ、有料版に^^;・・・

 「エンピツ」 半永久版に、やっと登録を終えました^^;

 銀行に行く時間が取れない日々が続き、

 あああああ書きたい! 

 という日に書けず、禁断症状が出始めてた所。

 読んで下さっていた方(いるのかしら?^^;(笑))

 お待たせ致しました♪♪

 
 
 師匠(実践的な事はあまり習ってないんだけれど、
 
 一応こう呼ぶ事にします)の担当した、映画を観てきた。


 こないだ「数週間で書いたようだ」と私 書いたけど、

 よくよく話を聞いたら、「ほぼ一週間」だった^^;

 最後にはミュージシャンとレコーディングの時間があるから、

 実質制作日数は、5日間だったみたい。

 人間って どこまでスゴイ事出来るんだか・・・・・( ̄∇ ̄;A)


 映画、やっぱりすごい。

 シーンごとに、ぴたっ ぴたっ と 音楽が 自然に寄り添ってる。

 登場人物やストーリー展開より 

 音楽のインパクトが勝つような事は 絶対ない。

 それでいて、人情味に溢れてる。


 たとえば、古○任○郎、とか、

 日本のTVドラマは、

 音楽自体に、視聴者の興味を 求める作りが 割と多いのかな。

 (私の知識量が少なく、聞きかじりだから

  一概に そうとも限らないんだろけど。。)

 そういう音楽じゃなくて、

 例えば SF洋画等で ストリングスが うっすらと、

 鳴っているのか 鳴っていないのか わからないような

 それでいて 情景を全て物語っているような、音・・・。


 私も、映像と音楽の関係を意識して聴くようになって、

 まだ1年くらいだから、詳しい事はまだまだわからないけど、

 映像と音楽、役者や台本、それらが

 ちゃんと調和しているドラマが

 いい作品なんじゃないかなぁ?

 
 その映画は、ちょっとだけ 残念な所があった。

 
 本編の終わりかけに、

 そりゃもう びくぅぅぅぅっっ \(・o・;)/ 

 ってする位、唐突に、

 主題歌が 大音量で流れ始めた。

 それが、本編の空気と 寄り添ってないように思ったの。

 その歌だけ、取り出して聴くと、

 いい想いを歌っているのだと思うけど。

 しかも、その主題歌も、

 その歌手の 素敵な個性とも思える 高音が

 その歌では ちょっとマイナスに出てしまうような

 歌いっぷり&録音具合で・・・。

 
 映画の感動の余韻が、その主題歌で かき消されていく感じ。

 
 私だけかなぁー そう感じるの・・・

 と思って 師匠に聞いてみたら、

 やっぱり 制作課程で、

 色々な立場と立場の調整が、色々あるらしい。

 (↑ 漠然としすぎですね・・・^^; スミマセン)

  
 なるほどなぁ・・・

 何を作り出すにも、一流の現場でも、

 やっぱ最後は 人間関係なんだなぁ・・・


 そんな事を思ったのでした。

 
 今は、こんな 地方で ちっぽけな活動かもしれないけど、

 出来る限り、人間関係を 丁寧に 頑張ってみよう。

 出来る事しか出来ないけど、

 出来る限り 誠実に・・・。


 

 

 

2004年01月28日(水)



 うつうつつ・・・

 長いなぁ

 全然、足りない、出来ない事ばかり。


 ラウンジで弾いてても、気の利いたアドリブフレーズが出てこない。

 ヴォーカルやフルートの伴奏してても、ぴたっハマる

 アレンジがすぐ出てこない。

 曲作ってても、パソやシンセ、MTRなどの操作がおぼつかなくて、

 恐ろしく手間と労力ががかかる。

 
 そうやって、自分らしい音が 発信出来ないでいるから、

 当然、わかってもらえる人にも出会えない。

 
 師匠?には「何も考えないで、自信持って進めば大丈夫だって」

 って 何回も言われるけれど・・・。


 明日、フルートの子と、ライブ。

 ちょっと 練習してくるね・・・ 

 

2004年01月30日(金)



 フルートとライブ。

 1/31、某ライブハウスで フルートとジョイントライブをした。


 ナンバーは、

 童謡、懐かしの日本歌謡、J−POP、

 クラシックのポピュラーアレンジ、洋楽全般、ボサノバ etc...


 ジャンルだけ見ると、何でもアリ。 ごちゃごちゃ?

 でも「フルート」という 括りがあるから、

 一応統一感はあったかな?


 つい最近まで、クラシック主体の活動だった。

 競争フィールド。トップを目指す世界。

 自分の位置に満足できず、どうしても見切りをつけれなかった。

 ラフマニノフ、リストなど 長時間の超難曲を 
 
 泣きながら 譜読みして・・・


 いくつか結果を出して来たけど、

 とりあえず 

 「日本ピアノコンクール全国大会1位」

 という結果をもらって、

 ちょっと 満足してしまった。

 「ああ・・・、 もう、いいかな。」  って。

 自分で 限界の境界線を、ここで 引こうかな、っていう気になった。
 
 好きだけど、自分のフィールドでは、ないな、、、と思いながら、

 周囲は それを目指す価値観の人ばかりだったから、

 何か 捨てられなかった。

 「執着」かな。 


 でも確かに、これが出来ているからこそ、表現出来る音楽がある。

 これを「捨てる」事は、やっぱり どうしても出来ない。

 だから、自分の「エッセンス」にする事にした。

 一つの「武器」として、大事に磨いていく事にした。


 フルートの子とのライブは、
 
 うーん、音楽やってない人が 見ると、

 「クラシックあれだけすらすら弾けるんだから、

  ポピュラーは お茶の子さいさいなんじゃない?」

 と 思うのかもしれない。


 でもね、違うのぉぉ!!


 ポピュラーをやると途端に!

 初めての発表会におろおろする 子供みたい。

 
 イカしたコードの押さえ方が 出来ない。

 その曲のリズムの ノリ を 出す事が 出来ない。

 気の利いた アドリブフレーズが 全然出ない。

 
 へったくそだ・・・・・・・・。


 かなり、自己嫌悪になる。

 ボキャブラリーが すごく乏しい、英会話のレッスンのようだ。

 自分で 「なーに言ってんの私・・・け。」

 って 自己つっこみを入れてる中、

 人様に聞いてもらわなきゃならない。

 さらしもん。

 
 「また、一から、、いや まぁ二、くらいから、

  積み上げ直しだぁ・・・」

 
 と、うんざりしながら、1年ちょっと。

 
 デビューかぁ。

 どういう形で したいのか、 まだ わからない。

 ピアニストなのか、ソングライターなのか、作曲家なのか、

 バンドなのか、シンガー(こりゃないか・・^^;)なのか・・・。


 ごちゃごちゃだね。考えが。

 今年は

 「オリジナルの活動をしたい!」

 とは 思っているんだけどね。
 

2004年02月02日(月)



 ヴォーカリストとライブ。

 今日のライブは 少しだけ 自分らしい事が出来たかな。。

 某ヤマハ(笑)内のライブハウスでのヴァレンタインライブ。

 私の地域でのCMソングをたっくさん歌ってる

 女性シンガー。と、彼女が主催するゴスペルグループ。とのライブ。

 
 曲は、ネスカフェCMの「やさしく歌って」、

 ディズニー美女と野獣より、「BOSS」CMでおなじみ「Love」、

 セリーヌディオンの数曲、

 サティの曲にオリジナルの詞をつけたアレンジ曲、

 ヴォーカリスト、私それぞれのオリジナル曲、など。

 そんな中、私はリストの「愛の夢第3番」も弾いた^^;

 
 ジャズっぽいの、カントリーっぽいの、クラシック、

 J−POPっぽいの、映画音楽、etc...ジャンルレス。


 私がいいもの、を、ジャンルの壁を取り払って 聴いてもらう。

 そういう姿勢が 私らしい。かも。


 バッハやショパンやリストやメンデルスゾーンを聴き、

 ラフマニノフやスクリャービンを聴き、

 ドビュッシーやラヴェルやガーシュインを聴き、

 平井堅やケミストリーや角松敏生を聴き、

 オレンジペコーやペズや嶋野百恵やbirdを聴き、

 モンドグロッソやテイトウワ、スケッチショウを聴き、

 キックザカンクルーやリップスライムを聴き、

 坂本龍一や矢野顕子や久石譲を聴き、

 カシオペアやT−スクエアを聴き、

 菅野よう子や植松伸夫を聴き、

 ビルエヴァンスやキースジャレット、チックコリアを聴き、

 ジョビンや中村善郎を聴き、

 メアリー・J・ブライジやジャミロクワイを聴き、

 カーペンターズやスティービーワンダーを聴き、

 etc・・・・・・


 これら、何でも、

 「よければ、いい」。


 
 今やってる活動の方向性は、

 私が大好きで聴いている音楽の括りと
 
 微妙に交わってはいるけど、あまりどんぴしゃではないかな。。


 合唱、シャンソン、ゴスペル、ヴォーカルの伴奏、

 クラシックのフルート、ヴァイオリン、声楽の伴奏、

 クラシックピアノソロ。


 ここ1,2年で、大分近づいてきたけど。


 去年は、「イマージュ」ツアーや葉加○○郎さんのツアーなどにも

 回っているヴァイオリニストさん、それから

 N響のヴィオラの方などと ほんのちょっとでも

 共演する機会があったり。


 おととしには、いつもお世話になっている

 (心の(笑))師匠に とってもお世話になって、

 たった一曲だけれど

 フジ系TVドラマに 自作のピアノ曲がオンエアされたり。


 こないだは、ここに書いたように
 
 地域モノだけど DVDに 

 ショパン「革命」の自分の演奏が採用されたり。

 あ、これ 3/25までに予約で、3/26発売らしいです。

 ピンと来た方は 是非買ってみて下さい〜〜♪


 断片的にはね。 かなってきてる。 夢。

 5年前位の私からは、想像つかなかった。

 こんなすごい方々と、じかに音楽で関われるなんて。。

 
 亀だなぁ、のろいなぁ、悔しいなぁ、と思いつつ、

 諦めないで やってると、

 一瞬 夢のカケラが 私の懐に 飛び込んでくる時がある。
 
 
 だから、やめられないんだなぁ。。。
 
 

2004年02月15日(日)



 反省会 ^^;・・・。

 バレンタインライブの、ビデオを観た。

 大きい夢を見てる自分の事が、

 思いっきり恥ずかしくなる。

 どよ〜んとした 落ち込み。


 ひとつめ。

 綺麗に うっすらとまとまってて、
 
 インパクトが薄い。

 どこか、控えめで あと一押し、が足りない。


 ふたつめ。

 リズムが甘い。

 クラシックから転向した人の共通した悩みかもしれないけど、

 リズムキープが 「甘い」って言葉がぴったりだ。

 拍のキープもそうだけど、

 最初からポピュラーの人はきっと

 細かく8ビートor16ビートを

 身体の中で 刻む訓練が出来ているんだろうな。

 

 今回一番悩んだのが「アレンジ」。

 市販の楽譜のまま弾いたんでは 話にならない。

 CDからボイシングやオケパートを耳コピーしたり。

 オーケストラやバンド編成の音を

 ピアノに変換するのが、

 今の私には とっても難しい作業だった。

 原曲の空気感が、ピアノにすると、

 よほどいいスコアじゃないと 損なわれてしまう。

 すごく 寒いのよ・・・。
  
 セオリーとか 習ったわけでも何でもないので、

 全部 自己流で 試行錯誤。

 歌手との練習中も、いつも 不安で 不安で仕方なかった。
 
 あああ〜 しっくりこねぇ。。。

 いつも 自己嫌悪になりつつ。


 頑張って取った フレーズや和音は、

 市販のものより 格段に演奏が難しくて、

 自分で取ったくせに、

 間違わないで弾くのに精一杯。

 プレイを楽しむ、までいかなくて、いかなくて。



 でも。 ビデオ観てると。

 アレンジは、思いの他、イイ感じだ。

 作ったアレンジを、

 自信持って、がんがん弾けば よかっただけ、に見える。

 
 むしろ、「ピアノ演奏表現」 

 に 物足りなさを感じるビデオだった。


 私にとっては、意外。

 クラシックで ショパンやラフマニノフやら 

 超絶技巧曲をばんばんやって来た身として、

 演奏表現力は ちょっとは自信を持ってた。

 
 でも それとこれとは 全然違うんだなぁ。

 ポピュラーの練習は練習で、

 厳しい耳で、厳密に、やる必要があるみたいだ。


 何ていうか。

 「クラシックは厳しく、細かく。

  ポピュラーは細かい事考えず、フィーリングで。」

 みたいな、一般的な考え方って、ない?? 


 やってみると、そうではないかも。

 同じかも。

 音、一字一句に対する 厳格さっちゅか。

 それが、説得力に 繋がるのは、

 クラシックも ポピュラーも、変わらないのかも。


 私の周囲には、そう言う解釈で 話をしてくれる人が、

 誰一人 いないの。 

 クラシックと ポピュラー 両方やってるって人が

 まずいないから・・・。

 東京とかだと ばんばん いるんだろうけど、

 こっちの地方では 全然・・・。

 こんな未熟な私が、矢継ぎばやに 

 大事なお仕事を頂ける状況にある地方。


 ある意味 孤独ではあるなー。。。


 来月、東京に ジャズピアノを習いに&ライブ出に 行くから。

 いいカルチャーショックを 期待してるんだ。
 

2004年02月21日(土)



 おめでと♪

 この日記は、周囲のだ〜〜〜〜れにも
 
 親兄弟はもちろん、婚約者?とか師匠?とか

 とにかく、誰一人にも、公開してなかったんだけど。

 昨日、大学時代からの親友と、彼女の恋人の二人にだけ、

 ここの番号教えた。

 ひゃ〜 こっぱずかし。

 でも 何かうれち。


 彼女達、昨日が結婚2周年。

 おめでとね。

 静かに、でも劇的に、

 変化していってるよね。

 この2年位で、色んな事が。。

 
 彼女は、多くコンサート等を一緒にやってるフルーティスト。
 
 私の伴奏ライフの今があるのは、彼女のおかげといっても過言じゃない。

 
 すごい才能と実力と魅力の女の子なんだけど

 最近、音楽じゃないお仕事も 色々頑張っているみたい。

 
 私は、つぶしが利かない典型的な、ヒト的欠陥品音楽家なので(笑)

 他の仕事、っていう発想が出ない。

 情けないながら、ここで頑張るしか 自分の人生はない。

 結婚に逃げそうになって、失敗もしてるし^^;

 
 これが、他に選択肢が ちょっとでもあったら

 また 違った 輝き方出来るんだろうけどなぁ・・・。^^;


 その子は、恋人と、飼っているワンちゃんとかと、

 愛情溢れた生活を送っているように見える。

 恋人の手料理を味わい、生活品の買い物に行き、

 ワンちゃんの散歩をし、トキメキデートをし(って見てないケド^^;)

 。。。


 「生活をする」 事の 喜びっていうか・・・

 「最愛の人」がいる シアワセっていうか・・・


 その辺、今の私には かなわぬ夢かもなー・・・(笑)


 10年やってる、チャペル仕事(その友人も所属している)が、

 ここ1年で 激減している。

 うちの会社?が 営業を頑張らないせいと、

 不景気のせいと、少子化で結婚するカップルが減ってるせい、

 色々あるんだろうけど。主には会社のせいやね^^;

 
 そこの聖歌隊、オルガン奏者達も、

 それぞれの道を 歩み始めてる。

 専門学校の講師仕事を増やした先輩。

 結婚退職した後輩。

 子供を産んで、ピンチヒッター的な仕事にチェンジした友人。

 
 音楽=人生、 のままでいる人が、ことごとく減っている。

 それもそうだ・・・

 常に 野垂れ死にと隣り合わせな こんなヤクザな仕事。


 それでも仕事を取るには

 自分のポリシーや 信じてる事の多くを 心の奥底にしまって、

 正反対の考えの他人にも迎合して、

 人の好意を 利用してやろうと 

 手ぐすね引いている人達の群れに飛び込んで、

 利用されてるのを 気づかないフリして、 

 踏みつけにされても 他人を立てて、

 理不尽な事だらけでも 口をつぐみ、

 トップでいる事を求められるのに 

 情けない事しか出来ない自分に絶望して、

 張り裂けそうな心を隠して ほのぼの人を演じ切る。


 そんな女優でいなきゃ 勤まらない。 


 疲れたって言ってた。その親友は。

 わかるんだ。

 人として、ここにいて いいのか、私にも全然わからないもの。 


 その子のHP日記には 私を「前向き」って 書いてくれたけれど

 むしろ、「しがみついている」 って感じかなぁ。

 貴女達のほうが、次の人生の大波に 踏み出したと

 前向きに 見えるよ。

 
 しがみついてる自分の事、嫌いじゃないけどね。


 今度 オジャマムシしに 遊びに行くね(笑)。

 

2004年02月23日(月)
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