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天竜



 里帰り 2

生まれ故郷のサン・セバスチャンに戻ったシャビさん、古巣クラブが降格の危機に陥っている現状をとても憂いているのかと思いきや、


「ファンです、サインしてください」「サインしてください


ひとまずデレデレしておりました。

2007年06月14日(木)



 無知、無視、無関心の罪

HIV+だということを告白したモデル、それを知った上で彼とセックスすることを承諾し、セイフティセックスの重要性と、キャリアに対する偏見の愚かさをコメントしたモデル、そしてそれらをすべて配信したゲイポルノサイトの責任者、すごい勇気だと思いました。

私は「真実のナイフ」でHIVを題材にしました。そのために、自らエイズ検査にも行きました。正直、まったく心当たりがないとも言い切れず、「もしかして」を考え出すと夜も眠れないくらいの恐怖でしたし、過去を振り返って無駄な後悔もしました。結果はネガティブでしたが、味わった恐ろしさというのはつまり「死」であり「偏見」であり「絶望感」、つまり私が小説の中で広岡に負わせたすべてです。
しかし、同時にそれは無知から生まれるものでもあると私は思っています。

日本は見て見ぬふりをします。同性愛者がテレビの中だけではなく日常に存在するように、エイズキャリアの人間も必ずいます。気付かないのは、気付かない状況を私達が作り出しているからであり、気付かせないように彼らが必死に隠しているからです。そんな世界はクソくらえです。

私は自分の目の曇りがいつかちゃんと取れることを願いたいですし、そう心がけていきたいと思いますね。

2007年06月13日(水)



 王子の証明

さて、ここ最近はなんとか王子なんとか王子と王子大量発生中ですが、サッカー界で私が王子の名に相応しいと思うのはやはりこの人です。ね、王子。


「あ、呼んだ?」


このオバカっぽさが王子の王子たる所以です。ちなみにトッティのチェリー卒業は12歳で、4歳年上のいとこの彼女だったそう。そんなことをうっかりゴシップ紙に喋ってしまうところも、やはり王子の王子たる所以です。

2007年06月12日(火)



 里帰り

「もう僕を探さないで下さい。さようなら…」

という置き手紙、ではなく2012年までの契約サインを残してシャビさんは消息をくらましました。探さないでといいながら、「サン・セバスチャンに戻ってゆっくりするよ♪」と言ってしまう彼は真面目なのか天然なのか。
まあ、何はともあれ契約延長良かったですね。今週のキャプテンの結婚式には出席するのかな。私も今から給仕のバイトがないかDOMOで探してみようと思います。がんばります。

2007年06月11日(月)



 Question & Question

一印象? 最悪だよ、最悪。僕はああいったタイプがすごく苦手でさ。いつも自信満々で、それが嫌味にならないくらいハンサムで、おまけに口がうまくてそういったタイプの男の扱い方も心得てる。コンプレックスの塊みたいな人間にしてみたら、できうる限り関わりあいたくない相手だと思うよ。僕も含めてね。この齢になって自分の存在価値を見つめ直さなくちゃならないなんて、気分のいいもんじゃないだろう? だからパーティーで声を掛けられたときも最低の気分だったよ。まあ、同時に最高の気分でもあったんだけどね、悔しいけど。

一印象? そうだな、場違いな感じがしたね。彼がどうのこうのってわけじゃなくて、ああいった騒がしい場所には相応しくない雰囲気だったんだ。なに? 俺の印象が最悪だったって? ひどいな、俺はただ気になったから声を掛けただけだよ。やましい気持ちがあったわけじゃない。ハイスクールの社会科見学にしては刺激が強すぎる場所だったからね。実際、俺と同い年って聞いたときはたまげたけどね、本当に。

いなところ? あれだね、彼は酔うとすぐに服を脱ぐんだ。もちろん、シャツだけだけど。本人は暑いからっていうけど、そんなはずあるわけないよ。真冬のNYでだって脱ぎたがるんだから。彼はただ周囲に見せ付けたいんだよ、自分の身体をね。ナルシストなんだよ、ナルシスト。

いなところ? そうだな、嫌いなところ? うーん、なんだろう、思いつかないな。…ああ、そうだひとつだけ、女友達に俺のことを相談しすぎるところかな。この前彼女が遊びにきたとき言われたんだ。「アブノーマルはほどほどに」ってさ。

きなところ? 今までのボーイフレンドと違って、ちゃんと将来のことを考えてくれてることかな。僕の両親とも仲良くなっちゃって、最近じゃあどっちが息子かわからないくらいだよ。他には、そうだな、優しいし、格好良いし、セクシーだし、僕のことを一番に考えてくれるし、料理もうまいし……ってこれじゃあ単なるノロケかな。とにかく、本当にいいやつだよ。さっきちょっと悪いこと言ったからキスを贈っとこ。愛してるよ。

きなところ? 肌の色、髪の色、声のトーン、笑った顔、嘘をつかないところ、泣き虫なところ、指のかたち、腰骨のところにある小さな傷、ガキのころに自転車で転んで有刺鉄線が刺さったんだってさ。昔から落ち着きがなかったのかもしれないな。あと南部訛りの発音と、瞳の色と、歯並びと、とにかくもう言い出したがきりがないよ。これだけ長く続いた相手は初めてだし、これが最後になればいいと本気で思ってる。愛してるよ、誰よりもね。

の癖? ああ、笑うんだ。何が可笑しいのか分からないけど、ムードもへったくれもないよ。なんで笑うんだろうね。射精したあとは必ず笑ってる。なんでって訊いても適当にはぐらかされるんだ。あれはきっと直らないだろうね。

の癖? ああ、俺のそれは嬉しいからだよ。別に怒るわけじゃないからいいだろう笑うくらい。なんか可笑しくなっちゃってさ。あいつと付き合う前は別にそんなことなかったんだけど。あいつの癖は結構あるんだけど、あれは直した方がいいかな。誰かと話してるとき、真剣に聞き入ってるといつの間にか口が開いてるんだ。ぽかんとね。本人は無意識だから、あれが直ったら奇跡だと思うよ。

来の夢? そうだな、今みたいに彼と一緒にいられたらそれが一番かな。あと、できればお互いに太らずにいたいね。

来の夢? 家族全員が幸せでいること。仕事が成功すること。もう少し広い部屋に住むこと。それから何より、あいつにフラれないことかな。すべてかなえられることを心から願うよ。


2007年06月08日(金)



 女優の立場は

さて、2006年はジェイクとヒースが受賞したMTVムービーアワードの「ベスト・キス」賞ですが、今年は昨年に引き続きウィル・フェレルとサシャ・バロン・コーエンの男同士のキッスが受賞。
カーレースの映画でまだ未公開なので詳しいところは分からないのですが、レース場で観衆に見守られながらの熱いキスシーンはなかなか見ごたえがありました。

で、授賞式。どうもごちそうさまーっす!


******

別件別件。リバプール、来シーズンに向けての第一歩。

(音が出ます)これだけデルモっといて移籍なんかしたら許さないからねシャビさん!

2007年06月05日(火)



 コンプレックス

「死にたくなるくらい嫌なんだ」と君はせいぜい通り過ぎる夏風に乗せることすらままならないほどの小さな声で言う。「ガキの頃からからかわれてばっかりでさ」
万が一だ。万が一、君が口にした通り、君がそれを苦に死んでしまうようなことがあれば、俺はひとまず大蒜と十字架を用意して、しぶしぶ地獄の底まで君を追いかけにいく羽目になるだろう。なぜ行き先が天国ではなく地獄なのかって? それはこの前、俺が大事にしまっておいたココナッツブラウニーを君が勝手に食べたからさ。あれを買うのに俺が小一時間も行列に並んだなんてこと、君は知らないだろうし、言ったところで短気な君は「たいがい君は物好きだね」とあきれた顔をするだろうからね。まあ、どちらにしろ君と食べるつもりだったから別にいいんだけど。
「僕は君みたいなダークな色が良かった。セクシーだし、知的に見えるし、何よりモテるだろう?」
「まあね」俺が言うと、君は小難しい顔をして俺を睨む。
「ほら、そこなんだよ。もう少し君は謙虚さを覚えた方がいいと僕は思うね」
「ヘイ、話の論点がずれはじめてる」
「だからこの赤毛、染めようと思って。君はいつだって反対するけど、僕だってもういい大人だし、自分の髪くらい自分の意志で好きに変えてみせる」
「俺は別に反対してないさ。ただ、君はその色が似合うし、キュートだと言ってるだけだよ。君が気にしている鼻のそばかすもね」
「……意地が悪いな」
「どうせ髪の色を変えたところで裸になればバレるよ。アンダーだって同じ色なんだから」
「僕は変質者じゃないからそうやすやすと裸にはならない」
「俺が嫌だって言っても?」
「これは君の問題じゃなく、僕の問題だからね。コンプレックスを減らすことは同時に失った自信を取り戻すということだ。二十七にもなって過去のトラウマに足を引っ張られていることの方がナンセンスだと僕は思うね」
よく喋る口だ。できれば数時間前にさかのぼり、洗いたてのシーツの上でそのくらい喋ってもらいたかった。いざというときに限って、君はむっつり黙り込む。
俺がため息をつくと、君は少しだけ片眉を上げる。不安を感じたときの彼の癖だ。だけど負けず嫌いだからそれを口に出さないことも俺はよく知っている。気が付けばもう三年半も同じ屋根の下で暮らしているのだ。相手の癖のひとつやふたつ、理解の範疇にあるのも当然だ。
「まあ、君の意志がそれほど固いのなら、俺がとやかく言う資格はなさそうだ。だけどひとつだけ言っておくことがある」
君は言葉を発する代わりに、もう一度片眉を動かした。
俺はそれを見つめながら笑って言う。
「結婚式のときだけは赤毛に戻せよ。俺が好きになった君の色だから」

君が情けない顔をして、唇だけでoh,babyと呟いた。

2007年06月04日(月)



 The Army of Love













彼らが手にすべきものは銃なんかじゃなかったと思う私はカピカピの理想主義者です。

2007年06月02日(土)



 グランマ

今朝のめざまし、漢字のタトゥーを入れるのがNYで流行ってると話題になっていましたが、この前観たモデルは肩口に「祖母」って入ってましたおばあちゃん子バンザイ!知り合いの刺青マニアが言うには、足の甲に彫るのが一倍痛いんですってさ。うそうそ、きっとチ○コの方が痛いに決まってる。

2007年05月31日(木)



 AC MILAN 2-1 LIVERPOOL

奇跡は滅多に起きないから奇跡というのだけれど、試合時間残り3分、奇跡が起こると心の底から信じることができるチームを応援することができて本当に良かったなと思います。




2007年05月24日(木)
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